そこでオーシャンズは今回、若手アーティストの作品が気軽に購入できるプラットフォーム「MEET YOUR ART」とともに、大人のアートライフ入門に打ってつけのイベント、「FUN LIFE with ART」を開催。 アートデビューを果たすうえでまたとない本イベント、まずは見逃し厳禁の内容を紹介していこう。 「はじめてのアート」に最適な作風、プライス 舞台は中目黒にある「リバーサイドクラブ」。期間中は店内に約20点のアート作品が並ぶ。いずれもMEET YOUR ARTとオーシャンズの合同プロジェクトチームが時間をかけてキュレーションしたものだ。 飛ぶ鳥を落とす勢いの新進気鋭のアーティストたちも参加しており、中には今回のイベントのために描き下ろした作品も用意している。 アートはときに複雑だ。一見、魅力的でも、家に飾るとなると部屋に合わなかったり、そもそも価値と価格が見合っているかの判別が難しかったりするが、「FUN LIFE with ART」はまず、それらのハードルを取り除くところからスタートした。 プロジェクトチームの河口沙月さんは言う。 「作品を選定するにあたり、3つのポイントを大切にしました。まずは『キャッチーであること』。難解ではなく、ぱっと見て“カッコいい”“欲しい”と思えるものを意識しています。次は『価格帯』。10万円以下から購入できる、比較的手が届きやすいものを選んでいます」。 アートデビューがあまりに高価ではさまざまな心配事も出てくるし、それだとそもそも“FUN”ではない。そこで今回の展示作品は、最高でも45万円というプライスに設定した。 かといって、比較的入手しやすい作品かといえばそうではない。むしろ、その逆である。 常に入手困難なアーティストの作品や、将来性を買われているアーティストの作品だけを厳選してセレクトしているので、この機会を逃せばそうそうお目にかかれない作品も多数用意している。 「今回、参加しているアーティストはみんな展示履歴、活動内容がしっかりしていて、将来性もある作家ばかりです。その『稀少性と価値』が選定ポイントの3つめですね。新人でもアート業界ではすでに名の知られる作家たちなので、買いやすいのに将来性もある。そういう意味でも信頼いただけるセレクションになっています」。 ウェブ展示はこちら