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④「ワットノット」のマルチケース

H24.5×W20×D20cm 2979円/ワットノット(ワットノット ハードウェアストア 0794-83-2088)
オーシャンズ Web編集長・原が「何かと便利」と信頼を寄せるポーチ。
「お手軽だし汎用性も高いので、僕はランタンもバーナーもCB缶燃料に統一しています。このマルチケースは中に間仕切りがあるのでCB缶を収納するのに最適。シングルバーナーやトーチバーナーもまとめて入れています」。
周囲にウェビングテープが備わり、フロント側にはポケットもアリ。間仕切りはマジックテープで取り外せ、使わないときはファスナーを全部開いてバラし、ぺたんこにもできる。シブいアースカラーはキャンプにも馴染む。
推薦人
オーシャンズウェブ編集長 原 亮太(42歳)
キャンプ歴6年。息子の教育にも良いかと始めたキャンプ。バリバリのファッション街道を歩んできたが、少しずつアウトドア志向になり、最近ではステイホームを充実させるべく庭の家庭菜園にも熱を上げている。
 

⑤「MPI」のオールウェザーブランケット

生産終了品。当時は4000円ぐらいで購入。
ディッセンバーの菊池さんのイチオシは、長年愛用しているオールウェザーブランケット。現在流通している「グラバー(GRABBER)」の前身となる「MPI」時代のものだ。
「もとはNASAが開発した、4層からなるレジャーシート。見た目は単なるシートですが、いざとなったらタープとしても寝具としても利用可能。シンプルなだけに出番が多く、いつも車に積んであります。学生時代の旅は、よくこれで寝たなぁ(笑)」。
グラバーの同アイテムは、現在3960円で入手可能。これひとつで、いろんな使い方ができて、かつ長く使えるとなれば、コスパはかなり高そうだ。
推薦人
ディッセンバー 代表 菊池大二郎さん(47歳)
キャンプ歴40年。山形と目黒に店を構える名店「ディッセンバー」を経営。レトロなアウトドアギアのセレクトセンス、ローテクなオリジナルギアに定評あり。
 

⑥「モーラナイフ」のナイフキット

全長約14.3cm 6050円/モーラナイフ(アンプラージュインターナショナル https://upioutdoor.com/
デザイナーの山沢さんがアウトドアシーンで首から下げているのは、ネックレスではなく小型のナイフ。
「かなり小ぶりなナイフですが、手持ち感が良いので簡単な調理から小枝のカットまで幅広く使用。ファイヤースターターが付属しているので、ライターがなくてもこれで火熾しもできます。ブレードはステンレスで錆に強く、シースも良い意味でプラスチックですから衛生に保つことができます」。
上の写真のように、カバーケースがシンプルでクールなデザインなのもいい。カラバリは、ブルーやイエローなど全部で6種類を取り揃える。
推薦人
テイクアンドサンズ デザイナー 山沢岳史さん
キャンプ歴35年。少年時代のボーイスカウトで自然に魅せられ、今では自然にマッチするヘビーデューティーな服を作ることがライフワークに。時間を見つけては愛車のディフェンダーを駆って山へ行き、夏はテンカラ、冬は狩猟を嗜む。
 

どれも自然に溶け込むようなシンプルなデザインが特徴であることに気がつく。オシャレに感じるのは、きっとその見た目以上に洗練された機能美が秘められているからかもしれない。
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鈴木純平=取材・文


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