「玄人キャンパーが選んだコスパギア」とは……キャンプギアといえば、どうしてもアウトドアブランドに偏ってしまうが、我々が日常使いしているインテリアショップや雑貨ブランドにだって“使える”ものはある。
ということで、無印良品、ニトリ、イケアで玄人キャンパーが見つけたオススメ品を紹介!
①「ニトリ」のスキレット鍋 15cm(6インチ)
レミレリーフ、キャルオーラインなどの人気ブランドを取り扱うショールームのプレス担当。
そんなお洒落パーソン・ユナイトナインの大桃さんは、“お値段以上”でお馴染みのニトリからスキレットをリコメンドしてくれた。
「料理好きな方には物足りないのかもしれないのですが、僕にはこのスキレットで必要充分です。6インチと大きすぎないサイズが使いやすく、家でも使用しています。といってもキャンプでも自宅でも肉を焼くだけですけどね(笑)」。
6インチなら、キャンプ飯として定番のアヒージョにも丁度いいサイズ。加えて、ガスとIHにも対応しているので使い勝手は抜群だ。
たったのワンコインでゲットできて、愛着を持って育てることができる鉄スキレット。これはまさにお値段以上かも?
| 推薦人 ユナイトナイン プレス 大桃祥弘さん(34歳) キャンプ歴5年。ファッションブランドを取り扱うショールーム「ユナイトナイン 」のPR担当。キャンプやハイキングといった山寄りの外遊びをメインに、最近ではサーフィンにも挑戦。ファッションとアウトドアの接点を広げている。 |
②「イケア」のカゴ
インテリアショップという印象が強いイケアだが、見方を変えるとアウトドアで大活躍するアイテムもあったりする。
膨大な商品群の中からオーシャンズウェブ編集長・原がピックアップしたのは、北欧らしいシンプルなデザインのメッシュバスケット。
「食後の皿を洗いにいくときは、このバスケットに入れて、洗い終わったら中に入れてそのままハンガーに吊るしています。メッシュ状なので、そのまま水切りができちゃうんです。だから、正直に言えば、野菜を洗うときもコレ(笑)。
形状が箱型なのもポイントで、食器を立てて収納するのに便利ですし、車に積載するときはテトリス形式で積み込めます」。
家にいるときは、食材やキャンプ道具などを入れるカゴとして活躍。この万能性は計り知れない。
| 推薦人 オーシャンズウェブ編集長 原 亮太(42歳) キャンプ歴6年。息子の教育にも良いかと始めたキャンプ。バリバリのファッション街道を歩んできたが、少しずつアウトドア志向になり、最近ではステイホームを充実させるべく庭の家庭菜園にも熱を上げている。 |
③「無印良品」の充電式コンパクトハンディファン
万人から愛されるシンプルデザインと、リーズナブルな価格で人気の無印良品。そんな中からキャンプに使えるアイテムを見つけ出したのは、多方向にアンテナを張っているファッションPRの辻井さんだ。
「無印には扇風機が何種類もあるみたいですが、僕が愛用しているのは手持ちでも置き型としても使えるいちばん小さいもの。置き型にするときは、写真のように、持ち手をスライドさせて使います。
キャンプテーブルに何気なしに置いているのですが、これが結構涼しい。92gと軽量かつコンパクトなので、複数使いも良いかも(笑)」。
3.5時間の充電で最長12時間の運転が可能。さらに、ポーチにも収まるサイズ感だから、短期間のキャンプにはもってこいの“FUNなFAN”。家では、デスクワーク時のおともに。
| 推薦人 ボルシチPR代表 辻井国裕さん(45歳) キャンプ歴8年。国内外のブランドを取り扱うフリーランスPR。キャンプは登山や自転車とセットで楽しむことが多く、バックパックに詰め込めるような、ソロで使えるコンパクトなアイテムにこだわりを持つ。 |
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活用術はきっとキャンパーの数だけあるはず。まずは、自宅にあるモノから使えそうなギアを探してみよう。
「玄人キャンパーが選んだコスパギア」とは……お金を出せば、質の高いモノが手に入るのは当たり前。でも、財源には限界があり、欲望にはキリがない。そこで、玄人キャンパー17人に質問!「自慢のコスパギアは何ですか?」
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