Tシャツ×短パンの日々も、暑さが和らげば終了。次なる季節の理想の楽チンスタイルは、スウェット上下である。
だが、そのラフさゆえ部屋着に見えたり、その出自ゆえアスリートっぽくなったりと難点もある。そんなリスクとお別れしたいなら、RHC ロンハーマンが「スピード」に別注したスウェットを手にするといい。
なぜなら、競泳用水着の開発で培ったテクノロジーと、RHC ロンハーマンのセンスが共演する才色兼備なやつだから。
本作のベースは、トップアスリートからも高い支持を得る肉厚な“ダンボールニット”を使ったスピードの「ウォーターリペレントスウェット」。
着用によるストレスを感じさせない軽さとストレッチ性に加え、特殊な4層構造による高い保温力が魅力だ。
また、そのモデル名が示す通り撥水性も抜群で、多少の雨であればへっちゃら。パーカのショルダー部分とパンツの裾には幅広の圧着シートを重ね、水の侵入を強固にブロックしてくれる。
そんな文句なしのスペックを持つスウェットはもともと、フィット感を重視したタイトシルエットだったのだが、RHC ロンハーマンは全体的にややワイドに変更。
パーカであれば、身幅とアームホールを大きくすることで、今っぽいゆったりシルエットに。背面を見るとわかる独特な形状の袖付けは可動域を広くするための工夫だが、そのステッチすらもデザインのワンポイントとなっている。
また、パンツはワイドにアレンジしつつも立体設計によるシルエットがきれいな脚線を描き、ダラしなさは皆無。膝下から効かせたテーパードがモダンな印象を与えてくれる。
腰の内側には両者のロゴが並び、外からは見えない愉悦もあるのだ。
カラバリは、パーカ、パンツともに、グレー、黒、カーキ。どんなコーディネイトにも取り入れやすい3色の展開ってのも気が利いている。
これからの季節に着たい、楽チン服の代表・スウェットアイテム。ともすると“部屋着やアスリートに見える”という弱点を克服したうえに機能まで優れるとなれば、今秋といわず末長く活躍するに違いない。
発売は8月28日(土)よりRHC ロンハーマン全店舗にて。今月最後の買い物から、秋支度を始めてみてはいかがだろう。
[問い合わせ]RHC ロンハーマン0120-008-752原嶋鉄人=文