当記事は「FINEPLAY」の提供記事です。元記事はこちらから。2024パリ五輪で注目されるブレイキンを応援!
公益社団法人 日本ダンススポーツ連盟 ブレイクダンス本部は、9月5日、JDSFブレイキン応援団長として、ナインティナインの岡村隆史が就任したことを発表した。
かつて日本のブレイキンシーンを牽引してきた岡村が、世界で活躍するブレイキン種目の日本人選手と、競技に取り組む日本人選手を応援する。
今後の活動については、JDSFブレイクダンス本部の公式ページをチェック。
ブレイキンシーンに多大な影響を与えたBboy岡村隆史
1970年7月3日大阪生まれ。1990年にナインティナインを結成し、吉本興業に所属する岡村隆史は、関西を拠点とするブレイクダンスクルー『ANGEL DUST BREAKERS(エンジェルダストブレイカーズ)』のメンバーとして活躍していた。
ANGEL DUST BREAKERSは現在でも活動を行っており、以前は十数年ぶりに岡村も交えたショーを実施した。
岡村隆史は中学時代、マイケルジャクソンと田原俊彦に影響を受け、ブレイクダンスの道へと入り込み、当時は大阪の梅田阪急ナビオ前にて、ストリートでブレイクダンスの練習に明け暮れていた。
岡村隆史は、Bboyネームを『KID(キッド)』と名乗っており、関西では有名なbboyの一人であり、1980年代からブレイクダンスに携わる、数少ないレジェンドBboyでもある。
また、ナイティナインというコンビ名も、ブレイクダンスの技である1990(ナインティ)に由来している。
現在、ブレイキンシーンの第一線で活躍するトップダンサーの中にも、岡村隆史の影響でブレイキンを始めたというダンサーは数多くいる。
古くから日本のブレイキンシーンを知り、現在もメディアなどでウインドミルやヘッドスピンを披露する程、ブレイキン愛の溢れる岡村隆史のアンバサダーとしての活動に要注目である。
JDSFブレイキン応援団長 岡村隆史 コメント
「この度、ブレイクダンス応援団長に就任いたしましたナインティナイン岡村隆史です。このように任命していただき、本当に光栄に思います。
ブレイキンは性別、国籍関係なく、誰もが楽しめる熱狂できるスポーツです。私はこれまでブレイキンを通じて多くの方と出会い、多くの貴重な経験をさせて頂きました。
私を成長させてくれたブレイキンが多くの方に夢や勇気を与えられるよう、全力で応援していきます。」
気になるブレイキンブロック選手権の行方
全日本ブレイキン選手権に向けた大会である、JDSFブレイキンブロック選手権2020は、ブロック本戦がいよいよ本日から開始。
既に各エリアの予選ポイントランキングは発表されており、9月5日の関東甲信越ブロックを皮切りに、10月3日まで各支部のトーナメントが行われ、上位の優秀な選手に全日本ブレイキン選手権への参加権利が与えられることになる。
公式のwebサイトではバトルの様子を配信、無料で視聴することが可能!日本のトップBboy・Bgirlの白熱のバトルを見逃すな。
秋山 真=文
記事提供=FINEPLAY