日本語に直訳すれば「スポーツに有用な多目的車」。とはいえSUVの高い人気が、スポーツとは縁のないような街中で証明されているのはご存じのとおりだ。
広々とした居住空間と荷室、高い走破性、ギア感のあるビジュアル。ある意味でオーバースペックを宿す車は、確かに我々の心を躍らせる。それこそ、ハイスペックなアウトドアウェアをあえて街で着たくなるように。
その一方で、SUVには弱点も存在する。例えば音。走行中に鳴る独特の高周波ノイズはセダンなどに比べ、意外と気になるものである。
そんな騒音を黙らせるために必要なのが、頼れる足回り。つまり、タイヤのチョイスが鍵を握る。
静粛性と上質な乗り味にこだわり抜いて開発されたブリヂストンの「アレンザ LX100」は、打ってつけの存在となるだろう。
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