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証言②「家事レベルが低すぎる!」

C子 ウチの旦那は、週の半分程は在宅ワークなのね。9時〜17時までは、会社のシステムをオンライン状態にする必要があるみたいで、パソコンは開いているんだけど、パソコンの前にいない(笑)。
――と、申しますと?
C子 “主夫”か?ってくらい、家事に今さら目覚めたのよ。
――全然いいじゃないですか!
C子 断固良くないっ! 私の指示通りに家事ができないのよ。失敗ばかり。いつも相槌だけは一丁前だから、この間、よ〜く観察してみたのよ。
――ほうほう、それで、何がわかったんですか?
C子 そしたら相槌がワンパターンだってことに気づいたの。「そうなんだね〜♪」「なるほど〜♪」「了〜解♪」の繰り返しで、実際は全然聞いてないの!
――なんと!

C子 私が伝えたことを、とにかくまったく覚えてないのよ。
――何か事情があるのでは?
C子 覚えない事情ってなんなのよ(怒)。最近、庭にある木の花が枯れてきたから剪定をお願いしたわけ。
「終わったよ〜!」と、ひと仕事終えた感で家に戻ってきたから、木を見たら、上半分がスッカスカ。枝も葉っぱもすべてなくなってて。もう唖然……。こうなっちゃったのよ。

――な、なるほど(汗)。
C子 私は“剪定”と言ったの。誰が伐採しろって言ったのよ! 目隠しになるし、我が家のシンボルツリーなのに、旦那の髪の毛だけじゃなく、木までハゲちゃうなんて。
――ま、まぁ、旦那さんもうっかりってことがありますからね。
C子 以降、会話はないです。あのマヌケな相槌を聞くこともなくなったわ
――早めの雪解けをお祈りします。


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