「シソンヌ長谷川と行く、ニューバランス ジャパンツアー」とは……このショート連載もいよいよ最終回。トリを飾るのは、ニューバランスのスニーカー……ではなく、ニューバランスのスニーカーを美しく見せるボトムスたちだ。
5つのシルエットのなかから、芸人随一の服好きで知られる長谷川さんが選んだのは!?
芸人きっての服好きが今頼りにしている服
「確か小学三年生の頃だったと思います。母が買ってきたポパイのキャラトレーナーを着て学校へ行ったら、その日は同級生の女の子によく話しかけられたんですよ。『カワイイ』『なにそれー!』って。それで思ったんですよね。あれ!? ファッションで武装すればモテるかもって(笑)」。
オシャレ好きの母親の影響もあり、早いうちからファッションに興味を持ち出したという長谷川さん。中学の終わりには音楽にも興味を持ち、HIP HOPにどっぷり。
それから、ラッパーたちがファッションのお手本となった。
「中学の終わりぐらいにスチャダラパーさんをきっかけにHIP HOPを知って、そこからもうゴリゴリ。アーティストの着こなしをかなり参考にしていましたね。もうカラーギャングが流行ったらギャングみたいな格好をし、スケーターが流行ったら太パンをはく。いまだにそう。だから、腰ばきもやめられないんですよ(笑)」。
’90年代がファッション原体験でもある長谷川さんにとって、やはり今なおファッションの軸はストリート。しかし、「仕事のときにも活躍してくれる」と信頼を寄せるものがある。それがニューバランスで展開しているアパレルラインのセットアップ“THE CITY(ザ シティ)”だ。
「“ザ シティ”は仕事にもカジュアルにも使える。『有吉の壁』でどんだけお世話になったか。だいたい黒いパンツを履いているときは“ザ シティ”だと思ってください(笑)。芸人もよくスーツ姿でコントするときはこれを着ているんですよ」。
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