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2021.07.11

あそぶ

怪我から復帰したBMX中村輪夢。東京五輪最終予選となった世界選手権の結果は?

当記事は「FINEPLAY」の提供記事です。元記事はこちらから。

2019年11⽉以来の世界選⼿権であり、コロナ禍を経て最初で最後の東京五輪予選となった今⼤会は、 現在ナショナルランキングで同率1位のアメリカとオーストラリアの戦いでもあった。
東京五輪まで50⽇を切って迎えた決勝は、いつも以上にハイレベルな戦いとなった。
UCI – FISE WORLD – The Agency
中村輪夢は、2020年9⽉におった怪我で⻑期離脱を余儀なくされていた。今年から徐々にライディングを再開し5⽉の国内⼤会で復帰したばかりだったにも関わらず、予選を7位、セミファイナルを5位で それぞれ通過し、⼿堅くファイナル進出を決める。
セミファイナル上位12⼈で⾏われたファイナルは、⽩熱のあまりクラッシュするライダーが続出する中、中村も1ラン⽬は中盤でスリップダウンし38ポイントと⼒を出しきれず。
迎えた2ラン⽬では「720ノーハンド」や「バックフリップバースピン to テー ルウィップ」など、持ち味の⾼さを活かした⾼難度の技を決め85.08ポイントをマークした。
東京五輪を直近に控え想像以上の熾烈な戦いの中で、怪我から復帰して僅か半年弱の中村は7位で国際⼤会の復帰戦を終えた。
UCI – FISE WORLD – The Agency
<中村輪夢コメント>
結果を出したかったが、⾃分が怪我をしている間に、みんなすごく上⼿くなっていた。 順位より、思うように攻めきれなかったことが悔しい。
でも、もっともっと練習して思い通りに攻められたら勝てるという⼿応えも感じた。いい刺激になったので、練習するしかない。今回負けた悔しさをバネに、また頑張ります。
<代表監督(出⼝智嗣)コメント>
難しいパークレイアウトだったが、東京五輪最終予選ということもあり男⼥共に気迫がすごく、過去最⾼にハイレベルな⼤会だった。命をかけて戦っていると感じた。
リムは良いルーティンを組んでいたし、このハイレベルな⼤会で復帰戦7位は素晴らしい結果。100%の⼒を出すには強靭なメンタルも必要。悔しい気持ちも含め、リムが次への刺激と課題を得られたのは良かった。
 
記事提供=FINEPLAY


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