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“腸活料理”とヨガのキーマンは、奥さま

ジムでカラダを動かしたあとは、ふたりで腸活料理の昼食を。ちなみにテーブル奥の壁に飾られている絵は、真子さんが描いたものである。
神保さんのウェルネスライフにおいて、必要欠くべからざる要素のひとつが“腸活料理”だ。玄米ごはんにワカメの味噌汁。ニシンとイワシの甘露煮、新玉ねぎのサラダ、ナスのお浸し、ネギだれをかけた豆腐。
決して贅沢な素材ではないが、ココロを込めて丁寧に作られていることが伝わってくるような献立だ。すべて真子さんのお手製である。
「僕としてはキムチと納豆とめかぶが腸活ポイントですね(笑)。実は友人がこういう食事で10kgの減量に成功したので、その影響もあるんです。よく噛んで食べることも大事。
僕はもともとやせ型なので、見た目の大きな変化はありません。でもこういう食事を積極的にとるようになってから、確実に体調が良くなっている実感があります」。
[左]ヨーグルトでの菌活も。R-1菌を培養中。[右上]お気に入りのメニューのひとつ、白菜のサラダ。生の白菜を塩昆布と桜海老、ナッツ類で和える。[右下]土鍋で炊いた玄米ごはん。糠くささもなく、もっちりとした歯応えがおいしいという。
真子さんもビジネスパーソンゆえ、平日は互いに忙しいのが現実。時間の余裕があるときに、無理なくこうした食事をとるよう心がけている。ちなみに真子さんの本職はヨガインストラクター。またウェルビーイングの講師として文化服装学院でクラスも持っている。
そう、神保さんのウェルネスライフにとって真子さんはまさにキーマンなのである。
「妻に出会う前は、いかにもファッション業界の人間という生活でした。毎晩のように飲んで遊んで。血液ドロドロというやつです(笑)。妻と付き合い始めてヨガのクラスを体験したりするなかで、ずいぶん健康に気を配るようになりましたね」。
「夫は以前、もっと猫背だったんですよ」と真子さん。柔軟性と代謝を上げるヨガを実践していった結果、今では姿勢がずっと良くなり、インナーマッスルも少しずつ鍛えられていったそうだ。
奥さまの真子さんはヨガのインストラクター。東京タワーの大展望台で開催されている人気プログラム「ASAYOGA」のプロデューサーも務めている。
天気の良い日には自宅の中庭にヨガマットを敷き、奥さまの指導のもとレッスン開始。それを横目で見守るのは愛犬のハルちゃんと愛猫のレイちゃんである。


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