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2021.07.02

ファッション

「10km走れる普段着」のベストコーデ3例!ビームス随一のランナーが提案

ビームスの牧野英明さんに聞く「そのまま10km走れる普段着術」。
前回は“スポーツブランドは選ばない”、“ランニングシューズはマスト”など、5つのマイルールを教えてくれたが、今回はその着こなし編だ。
牧野英明●ビームスの開発事業部でライセンスブランドのディレクションを行う傍ら、ランニングアドバイザーとしても活動。全日本マスターズ選手権の1500m(M35クラス)では6位入賞を果たすなど、ファッション業界屈指のスピードランナーだ。フルマラソンの自己ベストは2時間49分01秒。現在は夏の1500mレースと10月のフルマラソンに向けて日々トレーニングに励む。月間走行距離は300~350km。
「誰でもすぐに実践できる内容で考えてみました」という3つのスタイルサンプルを参考にされたし!
 

①「バッグは持たない!」日の10km走れる普段着

Tシャツ/シーイー、パンツ/ビームス、シューズ/ブルックス、キャップ/グッドイナフ、靴下/フィーチャーズ
「大きな荷物がないときは、基本手ぶら」。
そう話す牧野さんの普段着コーデがこちら。
シューズと靴下以外は、ファッションブランドで固めてみました。普段は手ぶらで出勤することが多いのですが、そんなときは収納力のあるパンツが欠かせません。僕がはいているのはビームスのショーツ。ポケットがたくさんあって、ここにスマホや財布、イヤホンといった小物を入れています」。
4つのポケットを完備。ウエストのドローコードを絞れば、走っているときもパンツがずれる心配はないという。
カーキのロンTは、東京発のストリートブランド「シーイー(C.E)」をチョイス。
「Tシャツやパンツは、スポーツブランドじゃないけど、スポーツできそうな機能アイテムを目ざとく探しています(笑)。シーイーのTシャツはこう見えてメッシュ素材を使っているので、夏でも快適に走れるんですよね」。
そして、シンプルな色味のウェアに合わせるのは、オレンジの靴紐が印象的なブルックスのパフォーマンスシューズだ。

「これは6月上旬に発売されたばかりの『オーロラ』というモデルです。“月の上を歩く”というコンセプトで開発されていて、近未来的なソールの形状が面白いですよね。コンセプトモデルにしては走り心地も良くて、ヘビロテしそうな予感です」。
ウェアは同系色で合わせて、シューズは派手めの色でハズす、というのが牧野さん流。逆にウェアで目立たせたいときは、シューズはモノトーンを選ぶといいとか。

さらに、これまでランニングシューズを100足以上履いてきたという牧野さんが同じぐらい情熱を注ぐのがキャップ収集である。
「これは、2000年代初頭に購入したグットイナフのもの。キャップは、定番色でメッシュ素材のものを選んでいます。ブランドにこだわりはなくて、例えばシュプリームといったストリート系のブランドでもメッシュ仕様のものがあればチェックするようにしています。結構絞ったのですが、自宅にはまだ30〜40個ほどありますね(笑)」。


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