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稀少性② 古典と融合した、先進のテクノロジー

近づいてみると蒔絵の繊細な美しさがよくわかる。「OCW-S5000ME-1AJF」チタンケース、42.3mm径、電波ソーラー。27万5000円/オシアナス(カシオ計算機 03-5334-4869)
伝統的な蒔絵を纏う一方、この時計には最先端のテクノロジーが搭載されている。カシオが誇る優れた技術力の結晶といえる時計なのだ。
2004年の誕生以来、機能性と色彩表現の両軸で時計作りを続けてきたオシアナス。チタンケース&ブレスレットを備えたこの蒔絵モデルは、標準電波受信機能による時計単体での時刻修正に加え、Bluetoothを使ったスマホとのリンクによって時刻修正機能を搭載する。
薄型なので、シャツやジャケットの袖口を邪魔せず、ストレスなく着用できるのもうれしい。「OCW-S5000ME-1AJF」チタンケース、42.3mm径、電波ソーラー。27万5000円/オシアナス(カシオ計算機 03-5334-4869)
また、ワールドタイムの時刻を約300都市から簡単に設定でき、自動でタイムゾーンやサマータイムの変更にも対応。これだけの機能を実装しながら、9.3mmという薄さを実現したのも、彼らの技術力が成せる技である。
そして忘れてはいけないのが、蒔絵という繊細な技法を時計に施すこと自体が、めちゃくちゃテクニカルであるという事実だ。しかもオシアナスのダイヤルは日光を動力に変えるソーラー蓄電式なのだから、難度はさらに上がる。詳しいことはもちろん企業秘密だが。
先進のテクノロジーと伝統的な美の競演。そういった意味でも、実に日本らしい稀少な時計といえるだろう。
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