ヨガの基本は呼吸だ。
ゆっくり息を吸って、ゆっくり息を吐く。鼻呼吸を意識しよう。
さて、今回は2つの動きを行う。
マットを準備したら、レッスン開始だ!
①キャットアンドカウ
背中を猫のように丸め、牛のように反らすことで、背中のこりをほぐしていくエクササイズ。
四つん這いの姿勢になり、肩幅で手をつき、腰幅で膝をつく。つま先は立てた状態に。
息を吸いながら、体を反らす。背すじを前に向かって伸ばす意識で行うとよい。
吐く息では、背骨を大きく動かすイメージで背中を丸めていく。この動きを繰り返して行う。くれぐれも体を伸ばして、丸めるという意識を忘れずに。
②ダウンドッグ
犬が前足を踏ん張って、頭を地面につけるように伸びをする様子から名付けられたポーズだ。肩・背中・足を動かすことで、血液の循環を良くする。
四つん這いの姿勢から両足を10cm後ろへ引く。
お尻も後方へ引きながら、両膝を持ち上げる。
体で三角形を作るイメージで、膝と背中を伸ばそう。足幅は握り拳1つ半を目安に開く。
どうしても背すじが伸びづらい人は、まずは踵を上げたまま膝を曲げて行い、徐々に膝を伸ばして、踵を床へ近づけていこう。伸びの姿勢を数十秒キープしたら完了だ。
以上が体のメンテナンスヨガだ。体を丸めたり伸ばす動きを行うことで、筋肉のこりがほぐれ、腰痛や肩こりの改善につながる。さらに、ストレッチ効果もあるので怪我防止にもぴったり。まずは、1週間続けてみよう!
【トレーナー】浅野佑介さん
ヨガインストラクター。営業職や販売員を経て29歳でインストラクターの道へ。現在は、オンラインレッスン「朝ヨガのすゝめ」を毎朝開催中。物腰の柔らかさと的確な指導に定評がある。
インスタグラムではイベントの情報などを発信している。
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