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2021.06.19

あそぶ

アパレル業界の実力派ランナーが選ぶ「カジュアルなのに速い」ランニング服の定番

健ちゃん練
「Running Up-Date」とは……
今、ランニング系SNSやYouTubeでちょっとした話題を呼んでいる、ナゾの超実力派ランナー集団「健ちゃん練」。一般市民ランナーによる仲間内での練習会ながら、走力もスタイルも兼ね備える魅力的なランナーが集まっている。
その理由はもちろん、主催メンバーの健ちゃんこと、松永健士さんのキャラクターにある。

サッカニーの名作シューズ、米国限定カラーをチョイス

健ちゃん練
トップスにはストリートブランドのパレス スケートボードをセレクト。ボトムスはルルレモン、キャップはシーシーピー、サングラスはオークリー。シューズはサッカニーだ。
前回お伝えしたとおり、松永さんはアパレル関係企業で辣腕を奮うバリバリのビジネスマン。普段着からお洒落であり、当然のごとくランニングスタイルにも一家言ある。
「色の好き嫌いは特にありませんが、コーディネイトで意識しているのは、『上が派手なら下はシンプルにする』など、全体のバランスを取ること。
今日はシューズがインパクトのある明るい色なので、ウェアはグレー系でまとめました。トップスにはあえて、ファッションブランドのアイテムを羽織っています」。
シューズは昨年のリリース以来、ランナーから“名作”と評されることの多いサッカニーの「エンドルフィンスピード」。
ソールユニットにプレートを内蔵した、いわゆる厚底系のモデルだが、プレートの素材がトップアスリート向けのカーボンではなく、半硬式のナイロンとなっている。
健ちゃん練
サッカニーの「エンドルフィンスピード」。日本では展開のないカラーをアメリカ本国から取り寄せて購入。
「ミッドソールのクッショニングは柔らかめですが、自分が踏んだ分、しっかり跳ね返ってくる感覚がナイロンプレート内蔵ならでは。
より硬いカーボン素材のプレートであれば、良くも悪くもシューズに走らされちゃうようなところがあるので、日常のトレーニングであればこっちのほうがいいんです。
質の高いジョグをしたいときや、中強度くらいまでのポイント練習であれば十分に対応してくれます。何より、安定した良いフォームで走れますから」。
足を入れたときに包まれるようなイメージがあり、フィット感も頼もしい、とのこと。


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