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おすすめのあそび③
大人も一緒に夢中に遊ぶこと

今後も、さまざまな「変化」に大人も子どもも対応しなければならず、不安定な状況が続くかもしれません。そういうときの処方箋として有効なのが、大人も子どもと思いっきり遊んでみることです。

その時、大人の世界に子どもを引き込むのではなく、大人が子どもの周波数にチューニングして一緒に遊ぶことが大切です。例えば器用でない方の手でブロックを積んで、失敗をするなど。同じ目線に立って夢中になって楽しむと、子どもにとって大人が「仲間」になります。
残念!や、できた!を一緒に体験をしながら、子どもを通じて大人も童心に戻れるから、子育てって楽しいのだと思います。
そしてあそびによって再発見できることがあり、子どもとの絆を深めることもできる。それが「あそび」の魅力なのだと思います。

まだしばらくは制限付きの生活が続き、子どもたちが自由に遊べない状況が続きそうです。大人がもっと子どもと一緒に遊べる時間を作ってみましょう。
マスクをして隠れているところをあてっこしたり、離れてできるラケットを使ったりと、わくわくするプレゼンテーションや環境づくりはどんな状況下であっても可能なはず。ぜひこのような状況下だからこそ、あそびの時間に工夫をしたいものですね。
 
星山麻木先生
明星大学教育学部教授。保健学博士。一般社団法人星と虹色な子どもたち設立。一般社団法人こども家族早期発達支援学会会長。日本音楽療法学会認定音楽療法士。ボーネルンドと共催した「発達サポーター育成講座」がスタート。
写真提供:ボーネルンド
記事提供:ボーネルンドの教育・保育関係者のための情報サイト PLAYSCAPE


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