ラジオに懐中電灯、飲料水に乾パン。防災にそんなイメージを抱いているなら、少し修正が必要かも。
時代に合わせて防災への意識が変化していくように、防災グッズもまた大きな進歩を遂げているのだ。
「ライフストック」のゼリー
電気や水、ガスがなくてもおいしく食べられるゼリー飲料。東日本大震災での被災経験から生まれた新しいタイプの備蓄用食品だ。さまざまなフレーバーがあり、約5年間の常温保存が可能。宮城県多賀城市の工場で製造されている。
「今治レスキュータオル」の火災避難用タオル
タオルの産地として有名な愛媛県今治市。この地で開発されたのはアルミパウチに入った濡れタオルだ。火災時にワンアクションで開封、口と鼻を覆うことができる。タオルと精製水を充填し加圧、殺菌処理を施しており、3年間の保存が可能。
「でるキャップ」の被災時用キャップ
地震などのいざというとき、頭に押し付けるだけでわずか3秒で装着可能という防災キャップ。平常時はフラットな形状でコンパクト。ポリエチレン製ゆえ非常に軽量だ。子供から高齢者まで誰でも簡単に被ることができる。
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