丹念な手仕事による日本発のサーフボードが、
デウス エクス マキナや
サタデーズ ニューヨークシティといったブランドを虜にしているのはすでにお伝えした通り。
今回は、そんな日本のクラフツマンシップを海で味わえる、ウエットスーツ&ボードショーツを紹介する。
「ダブサーフィングウェットスーツ」のウエットスーツ
1975年に創業した老舗ブランドが「肩・腰に問題を抱えるサーファーのため」にスタートしたイージー・パドルシリーズ。
独自の構造がパドリングやテイクオフ時の動作をサポート。ウエットスーツの原型ともいえるバックジップ仕様。
「アックスクラシック」のウエットスーツ
着脱しやすい胸元のロングジップは今や定番デザイン。しかし、そこには上半身の動きが妨げられるデメリットも。
そこで生まれたのが革新的なファスナーを使った「ハイブリッドUジップ」モデルだ。着脱の楽さはそのままに、動きを妨げないプロダクトとなった。
「ナルトトランクス」のショーツ
徳島県鳴門市を拠点に、熟練した職人の手で生まれる純国産ボードショーツブランドのナルトトランクス。
サイドスリットが入っているため動きやすいショーツでサンライズを思わせるデザインがクラシカル。優雅なロングボーディングにぴったり。
「ワイアール×ヘブンズバックドア」のショーツ
デザインパターンや生地、丈の長さ、ステッチの色などを自由に選べるヘブンズバックドアのサーフトランクス。
“マイ・ショーツ”を作ることができるこのブランドと、スタイリッシュさで人気の瀬筒雄太プロが営むショップ「ワイアール」が共創したのがこちら。
夏の陽射し対策に!
UV加工されたナイロン素材は速乾性に優れ、大きめのつばが直射日光から目を守る、サーファー目線で作られたサーフハット。
ひさし部分には芯材が入り、たわまないような工夫が見られる。あご紐を内側に収納すればタウンユースにもいける。
PEDRO GOMES、熊野淳司、高橋賢勇、清水健吾、鈴木泰之、柏田テツヲ=写真 菊池陽之介、諸見里 司、来田拓也=スタイリング 小山内 隆、高橋 淳、大関祐詞=編集・文 加瀬友重、菅 明美=文