シューズはアウトソールの形状で選ぼう
――シューズは普通にランニングシューズで良いですか?ランニングマシーンで走る場合はそれで問題ないのですが、筋トレやスタジオレッスンも併用して行う方には薦めていません。
――なぜでしょうか?アウトソールに凹凸が多いので、安定性にやや欠けます。また、クッション性が高すぎるゆえに、重い重量を持ち続けていると、ソールが潰れやすくなります。
ですので、初心者は
フラットソールで面が広いモノを選びましょう。踏ん張りが利きます。
凸凹のソール(写真左)と平らなソール(写真右)を比較。ジムでの目的に合わせて適切なほうを選ぼう。――フラットソールであれば、コンバースやヴァンズなどのスニーカーはどうでしょう?こちらもあまりおすすめしていいません。踏ん張りが利くという点では使い勝手はいいのですが、しゃがむ動作のとき、靴のつま先が曲がらないため、かえって足に負担をかけてしまいます。
運動用のシューズは足の動きに合わせて作れているため、激しい動きにも対応しやすい。――ジム用のシューズで、おすすめのブランドはありますか?アンダーアーマーはフィットネス分野に強く、ジムのトレーニングに最適です。私が手に持っているモデルはフラットソールで適度なクッション性もあるため、筋トレやランニングでも使えます。
さらに靴の中にマイクロチップが入っているので、運動頻度をデータで管理できるのもポイントです。
こちらは、中原さんが推薦するビギナー向けのシューズ「UAホバー ソニック4」。1万2100円/アンダーアーマー(ゼビオ 03-3233-1861)――靴下選びで気を付けることはありますか?初心者の方は、スポーツショップに売っている
3足入りの靴下でも十分です。より本格的にトレーニングしたい方には、
5本指の靴下を薦めています。グリップ力が高いので、足が安定します。
5本指の靴下はランニング専用のものがおすすめ。1760円/タビオ(ゼビオ 03-3233-1861) 3/3