保育園の園長であり、全国でキッズ・フェスをプロデュースしているMASARIさん。
DJ・JOMMYが「音楽フェスのキッズエリアで、子供たちをまとめさせたら日本一」と絶賛する人物について聞いてみた。
学生時代はサッカーにのめり込み、高校卒業後はアルゼンチンのサッカーチームや、リーベルプレートの4軍に所属し活躍していたこともあるという。
音楽に関しては興味を持っていたものの、アルゼンチン時代にホームスタジオで観たファットボーイ・スリムのDJや、街角でタンゴを踊る大人たちを目にして、さらにのめり込んでいったそうだ。
そんなMASARIさんが実際にキッズ・ディスコを開催した際は、子供たちに向けてどんな選曲を心がけているのだろうか。
「DJとリトミックを融合するうえで、子供たちがストレスを感じることなく音楽や音に触れ、リラックスして自分の感性や感覚を存分に表現できるようにしています。
キッズ・ディスコを行う際は、ゆっくりした曲やアップテンポの曲をどのタイミングで入れていくのかも大切ですし、静と動の動きを分けることでライブ感も出てきます」(MASARI)。
年齢によって子供たちが好む曲の傾向は異なるが、0歳児は穏やかな音楽を好み、年中や年長あたりになると家族の影響もあり、最近ではBTSで踊る子供たちも多いそうだ。
「僕自身は保育士の業界にいることもあり童謡のリミックスなど、100〜120BPMくらいの曲を選ぶことが多いです。繰り返しループする歌詞や踊りが子供たちには人気なので、そういう曲を選ぶと子供たちはノリノリになります」(MASARI)。
子供たちがノリにのって踊っている光景を実際に目にしたJOMMYもキッズ・ディスコに興味津々。
「最近、子供向けのプレイリストを作ったりしています。自分の中で今までやってこなかったことだけど、新たなジャンルを取り入れてDJをしてみてもいいかなと(笑)」(JOMMY)。
子供たちも音楽に触れて踊って、大人たちが楽しんできたディスコを子供たちにも。ちなみにMASARIさんは、8月から関西の各イオンモールで、子供たちに向けた音楽ライブの予定が入っているとのこと。お近くにお住まいの方はぜひ足を運んで、子供と一緒に楽しんでみて!
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