突然だが、「Ph」をご存知だろうか？
読みはそのまま「ピーエイチ」。中目黒の老舗セレクトショップ「バンブーシュート」のディレクター・甲斐一彦氏と、”山暮らしの服”をテーマにした「マウンテン リサーチ」を率いる小林節正氏が手掛けた新コンセプトラインである。
彼らが生み出すアイテムは遊び心満載で、“言葉遊び”なんかもお手の物。例えば、オーシャンズはFUN LIFEを提案しているが、「ピーエイチ」はバンド「Phish（フィッシュ）」のファン（PHAN）が着想源となっている。
2000年10月から2002年12月までの2年間の休止前の最後のアルバム名にもなった「Farmhouse」からの「PHARMHOUSE」と思われる。黒と白の2色展開。PH TEE「PHARMHOUSE」 6380円／バンブーシュート 03-5720-1677甲斐氏と小林氏が愛聴するPhishはジャムバンドの一大ムーブメントを巻き起こし、米フロリダで行われた2000年のカウントダウンライブでは、なんと一回もステージから降りることなく約8時間ぶっ続けで演奏。7万5000人もの観客が、そのクレイジーなまでの迫力を体感した。
そんな最強のライブバンドとも言えるPhishのファンたちは、”FAN”ではなく”PHAN（ファン）”と呼ばれており、自分たちもそれを好意的に受け止めている。
「頭文字の“F”をPhishの“Ph”に置き換えることで、自分たち側の話に捉え変えるって感覚。“FAN（ファン）”はみんなのものだけど、“Ph”になった途端、自分たち側の話になるって感じ、楽しくない？」と、小林氏。
“F”を“Ph”に置き換えるというコンセプトをもっと具体的にお伝えすると、ちょうどこんな感じ。
グレーと白の2色展開。PH TEE「PHOOD FOR THOUGHT」 6380円／バンブーシュート 03-5720-1677「FOOD」を「PHOOD」に変えることで、日常語を自たちのオリジナル言語に置き換えているのだ。
この「ピーエイチ」ファーストシーズンTシャツは、「PHARMHOUSE」「PHOOD FOR THOUGHT」「PHANTASIA」の全3型を展開する。
バンブーシュートだけに、首元にはタケノコロゴがオン。白と黒の2色展開。PH TEE「PHANTASIA」6380円／バンブーシュート 03-5720-1677なんかクセになりそうな大人の“言葉遊び”。PHANのみんなはもちろん、FUNライフを送る我々にもちゃんと刺さるでしょ？ セカンドシーズンではどんな遊びが繰り出されるのか、今から期待が高まる。
［問い合わせ］バンブーシュート03-5720-1677 
