大人の夏を飾る「ドレスなビルケンシュトック」の魅力

ドイツ生まれのシューズブランド、ビルケンシュトック。人気のほどは言わずもがなだが、やはり支持されるゆえんは、医療用サンダルに端を発するフットベッドがもたらす心地良さ。
それに加えて、ファッション好きがこぞって名品と崇める定番のみならず、シーズンごとの新作も相まったバリエーションの豊富さも見逃せない。
当然、出番が増えそうなこれからの季節、新調したいなというところに、なんとも大人な装いにマッチしそうな一足を発見。ビューティ＆ユースが別注をかけたワンストラップモデル「アローサ」である。

最も目に留まるのが、その大ぶりのバックルだ。ベースモデルとなった「アローサ」は、ダブルストラップモデルの定番「チューリッヒ」をシングルバックルにしたようなデザイン。それはそれでキャッチーな雰囲気を持つ。
が、別注の名手、ビューティ＆ユースはバックルを大胆なほど大きく作り変え、コーナーシェイプもラウンドさせた独特な意匠を採用。モードとも、ドレスともとれる個性的な魅力を備えた。
そのうえ、ナローラストを採用することで細身となり、さらに妖艶な雰囲気を醸し出しているのだ。

女性に比べれば、変化の乏しいメンズ服の足元において、サンダルの軽快さと、ドレス服のエレガンスを備えた、ありそうでないスパイスとなりうる一足。
サイズ展開もユニセックスなので、女性にとっては、これまでとは異なるカジュアルダウンスタイルにもマッチするだろう。

サンダルでありながらラグジュアリー。上から覗き込んだ表情もまた違った美しさが宿る。
ちょっとした街歩き程度なら疲れない履き心地の魅力はそのままに、夏の大人の時間を華々しく彩ってくれるはずだ。
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