「マジス」のディレクターズチェア
見るからに只者ではない曲線と直線のエレガントな融合。フランス生まれの著名なインダストリアルデザイナー、フィリップ・スタルクにより、実用のディレクターズチェアがタイムレスなモダンプロダクトに昇華した。
使用時のビジュアルは言わずもがな、ポリプロピレンのフレームをワンプッシュすることで折りたたまれて出番を待つ姿も、名優の風格を放つ。
「ロエベ」のブランケット
椅子に掛けるだけで優雅さが増し、肌寒くなればサッと羽織れる。キャンプ場でのブランケットは、街や室内以上に万能なのだ。
そんなキープレーヤーかつバイプレーヤーが、ロエベの手にかかればこうもセンス良く。ウール&コットンのナチュラルな色使いに、お得意のレザーをワンポイントで。
昨今、ゴアテックスのジャケットをリリースするなど自然との距離が近いクリエイティブ・ディレクター、ジョナサン・アンダーソンの想いを、その肌で感じて。
「カール・ハンセン&サン」のアウトドアテーブル BM1771
20世紀のデニッシュモダンを牽引した偉大なデザイナー、ボーエ・モーエンセン。彼が自宅のバルコニーのために製作した名作アウトドアテーブル、には、洗練されたフォルムと機能が共存する。
天板の裏側のスペースに脚を折りたたんで収納できるほか、専用の壁掛けフックが付属。適切な森林管理を証明する制度であるFSC認証を受けたチーク材を使い、さらには無塗装で仕上げた点でも、自然との気持ちいい共存に打ってつけだ。
増山直樹、菊地 亮=文