③キャプテンスタッグ

キャンプビギナーからベテランまで広く愛される、新潟の総合アウトドア用品ブランド、「キャプテンスタッグ」。
低価格で高品質の商品を送り出して日本のキャンプ業界を支えてきた“鹿番長”からは、大小サイズの違うもの、ペイントが施されたもの、ブラックコート加工されたもの、真鍮素材のものなど、多岐にわた るシェラカップが発売されています。

①ビッグシェラカップ 630ml

食器というより小鍋として活躍する大容量サイズ。インスタントラーメンを調理したり、お湯を沸かしたりと、通常のサイズでは小さくて物足りなかった作業ができるのは大きいですね。同ブランドの特徴でもある細かい目盛もしっかりあります。信頼の燕三条製。

②真鍮製 シェラスタッキングカップ

黄金に輝く真鍮製のシェラカップ。ロゴの鹿もいつにもまして雄々しく見えます。カップは重厚感のある厚い真鍮で、ハンドルはステンレスとなっています。焚火を囲みながらウィスキーを飲む時に、風合いが増しまくったこの真鍮カップを使いたいですね。

③スタッキングザル

シェラカップと綺麗にスタッキングできる形状のざる。アイディア商品！ とも思いましたが、編み目は普通にざるのサイズなので、お茶をだしたり、コーヒーのフィルターとしては使えません。お米を研ぐときや、茹でた野菜やサラダの水気きりなどに使用？ 価格もお高めです。

④リッケ（目盛付シェラカップ）

もはや説明不要の日本一の金物街、燕三条に本社を構え、製造から流通まで行うメーカー「和平フレイズ」。
リッケは和平フレイズ内のサブブランドで「ゆったりとしたお外ごはん」をテーマにかわいさあふれるキャンプキッチン用品をリリースしていますが、リッケはシェラカップもしっかりと押さえています。
ステンレスが光沢タイプとマットタイプの中間ぐらいの質感で、目盛は数字のみとシンプルですが大きくて視認性に優れます。他ブランドのシェラカップと形や目盛が似ているものを確認したため、和平フレイズの生産力や企画力、流通力を活かし精力的にOEM受注しているものと思われます。

⑤ベルモント

釣り界隈でも有名な、燕三条のアウトドアギアメーカー「ベルモント」。同社のシェラカップといえば、ハンドル部分が湾曲しており、箸やフォークといったカトラリー（隙間に入るものに限る）を地面につける事なく置くことができるRESTシリーズ。
これは三重県伊勢市のレストラン「凪家」のオーナーでありデザイナーである柳尚文さんがデザインしたものだそうです。ありそうでなかったこのシステム。柳さんに足を向けて寝られません。
写真左側は現在廃盤になっていますが外側にアクリル塗装が施されたモデルです。割と女っ気がないブランドと思われていましたが、かつての山ガール、昨今の釣りガールブームに乗じて女性支持を得たかったのかもしれません。