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条件3:見た目以外に、選ぶ意義があるブランドであること

今、「SDGs」という言葉を知らない人はいないだろう。
ここ数年でグッと認知度が高まってきたキーワードだが、これはファッションを考えるうえでも、向き合わなければいけないものだ。
見た目が好きなブランドを選ぶのは大前提。大人になるにつれ、“見た目以外”の選ぶ理由も重要になってくる。
H&Mは、社会的責任を果たすべく、業界が直面するさまざまな課題の解決に取り組んでいる。
『ファッションとクオリティを最良の価格でサステナブルに提供する』はH&Mが掲げるビジネスコンセプト。この理想に向けて着々と歩みを進めているのが、H&Mなのだ。
一例を挙げれば、よりサステイナブルな素材の使用。これは、さまざまなブランドでも実施されているので馴染み深いだろう。
H&Mのアイテムに添付される「グリーンタグ」。
しかしH&Mではただそれらの素材を使用するだけでなく、ユーザー一人ひとりに意識を持ってもらえるよう、製品にグリーンタグを添付している。
サステイナブルな素材を50%以上使用している商品(一部のリサイクルコットン製品は耐久性、リサイクル技術の現状により上限20%の配合でタグを添付)に付いており、素材の名称や内訳がわかりやすく表記されているのだ。
H&Mでは、2004年にオーガニックコットンの通常採用に始まり、今では使用するすべてのコットンがオーガニック、リサイクル、またはサステイナブルに調達されたコットンだ。
コットン以外でも、2030年までに使用する素材をすべて、リサイクルまたはサステイナブルに調達されたものへと切り替えることを掲げ、現時点で既に65%がそれらの素材である点も注目に値する。
店頭で古着回収のために設置されている専用ボックス。
そうした取り組みのなかでも広く知ってほしいのは、店頭における古着回収サービスだ。これは、日本を含む世界の全店舗にて実施されている。
H&Mブランド以外の古着(←ここ重要!)もOKで、しかもどんな状態のものでも、例えば穴の空いた靴下の片方だけでも大丈夫と言うからH&Mの本気が窺える。
専用ボックスで回収し、400の基準に従って「リウェア・リユース」「リサイクル」「エネルギー」と仕分けるもので、単純な廃棄が一切ないのは意義深い。

また「LOOOP」と呼ばれる世界初の店内型リサイクル装置が、すでに海外の店舗で導入されている。これはたった8つのステップで古い衣類を裁断し、その繊維から新たな糸を紡ぎ、洋服を作り上げるという画期的なものだ。
ほかにもさまざまな取り組みを通じて理想の実現に向かう姿勢は、いちファッション好きとして共感できるはず。
見た目以外にも物選びの視点があることは、大人の大事な嗜みだと言えるだろう。
H&Mのリネンアイテムの詳細はこちら
これからの季節に欠かせないリネン。H&Mは上質で品が良く見えるだけでなく、幅広い品揃えも大きな魅力。
そして今、世界が直面するサステイナブルであるための課題にも向き合うH&Mは、大人の服選びに必要な条件を、改めて我々に気付かさせてくれるのだ。
 
[問い合わせ]
H&Mカスタマーサービス
0120-866-201

www2.hm.com/ja_jp/men/
鈴木泰之=写真 松平浩市=スタイリング 勝間亮平=ヘアメイク 髙村将司=文
※一部アイテムは、店舗のみの販売やオンラインストアのみでの販売となりますので、ご注意ください。

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