自分の腸内はどうなってる? 簡単な便チェック
自分の腸内フローラがどんな状態かを知るには、一にも二にも、便を確認するのがベスト。ズバリ、
「硬さ」「ニオイ」「頻度」をチェックしてみるといいらしい。
・硬さ「腸内フローラのバランスが悪いと、便が硬かったり、逆に柔らかすぎたりします。少し硬い程度なら大丈夫ですが、柔らかく、表面がなめらかな便であれば、腸内環境も良いと判断していいと思います」。
・ニオイ「腸内環境が整っている便のニオイはそれほど強くありません。腸内の悪玉菌が増えると腐敗物質がつくり出されるため、ニオイがきつくなります。その場合は腸内フローラの状態を疑ってみてもいいかもしれません」。
・頻度「便をする頻度も大切で、週に3回以上あれば、まず腸内環境は大丈夫だと思っていいでしょう。もちろん硬さやニオイに異常があれば、腸内環境が良好だとは言えませんが……」。
病院で検査をするまでもなく、自分の便の状態がバロメーターになるならありがたい話。まずは自分の便の硬さやニオイ、頻度をチェックして腸内フローラをチェックしてみよう。
腸活に不向きな食材は肉!?
腸内細菌のバランスを崩す要因はいろいろあるようだが、摂り入れる食材を注意するだけでも腸活としての効果は期待できるという。
「腸活には毎朝、
バナナとヨーグルトを食べることがおすすめですね。簡単なので続けやすいですし。ただ、下痢や便秘になる人は腸内フローラに合ってない可能性があるので、日々の便の状態をみながらいろいろ試してみてください」。
バナナは善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖が豊富で、ヨーグルトは善玉菌が多く含まれた発酵食品だから腸活にいいという。
ちなみに脂肪が多い肉類は、悪玉菌のエサになるらしいので、食べ過ぎには要注意とのこと。
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腸内環境を整えて得られる健康と美容メリット、優秀すぎないか。ということで、さっそく腸活をやってみない手はなさそうだ。
ぎぎまき=取材・文