④総柄のイメージを刷新するジェンダーレスなシャツ
――先ほどのデニムに合うシャツはありますか?猪瀬 そうですね。こんなシャツにもピッタリだと思います。
――おお、これまた素敵ですね!猪瀬 セラードアの定番的なテキスタイルである、スーピマコットンを使用したポプリン生地のシャツですね。柄シャツの機運が最近高まっていますから、今にちょうどいいアイテムかと。
――アクが強くて敬遠していたけど……。猪瀬 そうおっしゃる方は多いですが、女性らしい柄なので印象はマイルド。エキゾチックにもオリエンタルにも着ていただけます。シルク仕立だとツヤっぽさが出すぎてしまいますが、コットンポプリンだと普段着るうえでは違和感は出ないのではないでしょうか。
猪瀬 しかも、裾をアウトしてもインしても着ていただける丈感は活用の幅を広げますし、ボックス型ですので、例えば裾を出して着たときに美しい落ち感が堪能していただけると思います。
――こちらはスカーフも?猪瀬 残念ながら別売りになりますが、是非、合わせて着ていただきたいですね。こちらをひとつ取り入れただけで見た目もかなり違って見えますから。
――なるほど。あっ、ほかにもいろんな柄があるんですね。猪瀬 ストライプやペイズリー柄も揃っています。ただ、もし総柄シャツにハードルの高さを感じるのであれば、こんなアイテムもありますよ。
⑤違いを作る“決め手”になるスカーフ
――スカーフですね!猪瀬 胸元からさりげなくのぞかせるだけでも違います。バンダナやチーフを巻いてもいいのですが、両端がハの字に広がって、なかなかまとまりづらかったりもします。こちらは滑らかなシルク製なので、素直に両端が下に落ちてくれるのです。
――なるほど〜。猪瀬 シルクだとヨーロピアンな感じも出ますよね。デニムやショーツの日でも、これひとつ取り入れるだけで着こなしのグレードが数段階上がります。
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