今の日本は3、4年前のアメリカの状況と似ている
——日本でCBDを見かける機会が増えましたが、やはり認知度が高まっていると感じますか?本格的に日本でエンドカのビジネスを始めたのが2019年で、その頃は海外の情報に敏感なクリエイターやアーティスト、海外に住んでいた人など、限られた人たちの間で流行っていました。
当時、デパートなどでポップアップをしていた際にも「大麻由来のものをなぜ取り扱うのか?」というクレームの電話もありましたね。
昨年からCBDのブランドが急速に増え、メディアでも取り上げてもらったことで、認知度が格段とアップしました。
——海外でのCBDの反応はどうですか?異次元に普及していますね。特に
アメリカではビタミンCのような感覚で摂取している人が多いです。人口の約13%が日常的にCBDを摂取している、というレポートもあります。
アメリカでは多くの州で大麻が合法化されているという特別な状況はありますが、ホールフーズなどの大手スーパーマーケットで販売され始めたことも普及した理由のひとつです。現在の日本は3年前のアメリカの状況によく似ています。
医療機関も認めるエンドカのCBD
——数多くのCBDブランドがある中で、エンドカの特徴はずばり何ですか?アメリカやオランダ、デンマークなど数カ国に支社を置いて、国際的にCBDの輸出を始めたのがエンドカが最初と言われています。
そして、オーナーのヘンリーがドクターだった経緯もあって、ほかのブランドと比較して
メディカル用途で使われることが多いですね。味の美味しさを追求したブランドもありますが、エンドカは効果を最大限に高めることを目的とし、植物本来の味を大切にしているため、人によっては苦いと感じるかもしれません。
あとは製造過程です。
農薬や重金属を含まない、北欧のオーガニックな土壌でヘンプを栽培しています。透明性の高いオーガニックな生産背景から、国内の多くの医療機関でエンドカのCBDオイルは利用されています。
——ところで、松本さんがCBDを利用するようになったきっかけは何ですか?僕はもともとファッション業界にいて、ヨーロッパと日本を往復する仕事をしていました。そんな生活の中で、体内時計が狂ってしまい、過労で体が動かなくなってしまったんです。複数の病院へ行っても、「自立神経の病気は原因が分からない」と突っぱねられ、漢方から鍼灸、アーユルヴェーダなど、スリランカや台湾にまでわざわざ渡っていろいろ試しました。
そこで、友人に勧められたCBDを使い始めたところ、めちゃくちゃになっていた自律神経がたった数滴のCBDで整った感覚を覚えました。当時、呼吸もまともにできなかったのですが、CBDを飲むと通常の呼吸に戻っていくことに驚きました。
これはすごい!と思って、さまざまなCBDアイテムを商品を使うようになって、いちばん効果を実感できたのがエンドカでした。
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