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さつまいもにはすさまじいまでの栄養が含まれているのだ。ただ、どうせ食べるなら、おいしく食べたい。せっかくなので3人にイチ押しの品種を聞いてみた。
「私はねっとり系のスーパースターである紅はるかが好きです。甘みがあっさりしたものが食べたいときはシルクスイートや紅まさりを選んで食べています」(山川)
「私も紅はるかが一番です。高糖度で、長期熟成したやつは焼きいもにしたときに蜜がしたたります。ホクホク系だと皮が金色で、栗のように甘いマロンゴールドに注目しています」(佐々木)
「私はねっとり系なら、さっぱりとした甘さの安納いもに一票。ホクホク系なら鳴門金です」(板橋)
甘さが増しても、カロリーはそれほど差がないため、どれを選んでも安心なんだとか。
「形が真っすぐで表面にキズやシミが少ないさつまいもがいいですね。表皮の色がみずみずしいものはまだ熟成が進んでいないため、乾いたものを選びましょう」(佐々木)
味や栄養面だけでなく、実は農作物としてもすこぶる優秀だ。
「太陽エネルギーを取り込む力が強いため、一度に大量に収穫できます。米と比べれば実に3倍ほど。つまり、米が養う人口の3倍の食糧を確保できるんです。環境適応能力も高く、干ばつや台風にも強い」(山川)
ダイエット、筋トレ、便秘解消、メタボ対策、生活習慣病予防……オーシャンズ世代に数えきれないほどの恩恵をもたらし、食糧問題にまで光を照らすさつまいも。こんな身近に、これほど偉大なスーパーフードがあったとは! 
 
「STAY YOUNG総合研究所」とは……
加齢とともに気になりだした体型の変化や衰え……。俺たちを取り巻く体の悩みは山積みだ。もうこれ以上、オジサンになりたくない。そこでオーシャンズは40歳からのSTAY YOUNG総合研究所を立ち上げることにした。直面する問題にしっかりと向き合い、若々しくあるためのメソッドを探る。
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山本雄生=写真 押条良太(押条事務所)=編集・文


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