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デンマークに暮らす日本人家族に聞いた7つの質問

Q1 子どもや家族とデンマークで暮らしていて幸せ、と感じる瞬間は?
・仕事の帰りが早いので、4時半ごろお散歩しながら、家族3人で帰ってこられる。休みも長くとれる。
・高い納税義務を通して人々が自然に助け合っており、その恩恵を自分たちも受けられる(教育、医療、社会福祉)ため将来の不安が少ない。
・現実的なこと。福利厚生が整っていること。
 
Q2 日本とデンマークのちがうところは?
・ちがうところは多いけれど、特に世間体を気にする/しないところかな?
・日本ではみんなにある程度合わせる空気があるが、デンマークではお互いが個々のペースを尊重している。
・日本のほうがすべてにおいてきめ細やか。デンマークのほうがおおらか。
 
Q3 デンマークの魅力的なところは?
・赤ちゃん、子ども連れには出かけやすい社会。ベビーカーで人混みに行って、誰も白い目で見ない。オムツ替え台はたいていどのカジュアルなレストランやカフェにある。
・子どもがどこまでも子どもであることを許される国。あそびの中で社会性や知的な発達を促すところが、塾通いの多い日本とちがって子どもにもストレスの少ない国だと感じます。
・家の中の環境を大切にするところ。通年室温21度くらいに保って快適にする。
 
Q4 デンマークでの子育てで、困ったことは?
・日本ほど、細かい機能のついた赤ちゃん用品が少ない。日本の製品はやっぱり便利。
・自分が育った環境ではないために、子どもが経験していくことすべてが未知の世界であること。
・ちょっとした病気ではお薬がでないこと。もう慣れました。
 
Q5 休日の家族の過ごし方は?
・子どもがまだ小さいので、近場のビーチや公園の芝生でピクニック。蚤の市でおもちゃ探し。
・お弁当を持って家族で近くの湖や森に出かけます。
・冬以外は森で遊ぶ。
 
Q6 日本の暮らしや子育て習慣で続けていることは?
・日本の季節行事をする。節分、こどもの日、七夕など、作って飾る。日本のうたを歌う。
・できるだけ日本食に触れさせるように心がけています。
・日本語教育。
 
Q7 子どもにとって「幸せ」とはどんなことだと思いますか?
・小さい頃はなるべく家族で過ごせること、特に父親と一緒にいられること。
・子ども時代に自己肯定感がしっかりと育まれる環境で育つこと。
・それぞれの個性をまわりに尊重してもらって、のびのびと過ごすこと。


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