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新型コロナウイルスの占星術的な意味


── 新型コロナウイルスも占星術的に意味があったのですか?
占星術の世界では“新旧交代の節目”とされた年が2020年。新型コロナウイルスは、旧時代のレガシーの禊を行うものとして現れたとされています。
「ビフォアコロナ」「アフターコロナ」の言葉に表れているように、ここからの世界は今まで私たちが慣れ親しんできたものとはまったく別物となるはずです。
── まったく別物ですか。例えばどんな風に?
すでに景色は一変しましたよね。例えば、2020年だけを見てもテレワークが増え、大企業が副業を認めるようになり、マスクの着用もソーシャルディスタンスも当たり前になりました。
ステイホームによって、これまでの社会との関わり方や生き方を見直した人もいます。時代のルールやあり方を覆されることは、時代の移行劇にはつきものです。
── 風の時代をこれまでの価値観で生きると、どうなりますか?
これからは「風」の要素が一番強くなる時代ですが、土時代の価値観や意味が消えるわけでありません。
ただ、トレンドになることはない。分かりやすい例で言うと、バブル時代のようなあのハイテンションやハイペース。あそこに戻ることはもうない、ということです。
つまり、過去の価値観のまま生きていると、新時代のトレンドとは確実にマッチしなくなります。生きにくくなるのは覚悟した方がいいでしょうね。
── なるほど。生きやすいか生きにくいか、ということですね。
どんな最強帝国も経済国家も、永劫に続いたためしは人類史上一度もありません。季節が変わるように、宇宙のサイクルも変わり、次の時代へと移っていきます。地球の呼吸、宇宙の意思を表した暦や律というものを、私たちは完全に無視できないんだと思います。
素直に時代の追い風に乗ったほうが良いでしょう。しかし、鑑定経験からいうと、男性の中に多いんですが、わざわざ向かい風を受けて船を漕ぎ出す人がいます(笑)。船がどこかの島に漂着してひょんなチャンスを手に入れる可能性もありますが、確率は低いでしょう。
地球の呼吸とシンクロしながら生きて、追い風を受けたほうが成功しやすいのは間違いありません。


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