当記事は「FINEPLAY」の提供記事です。元記事はこちら。2月26日(金)22時30分からWOWOWプライムでスタートする番組「HI-FIVE~URBAN SPORTS for LIFE~」のナビゲーターに俳優・野村周平が就任決定。
「HI-FIVE~URBAN SPORTS for LIFE~」はストリートで生まれ、オリンピック競技として採用されるなど注目を集める「アーバンスポーツ」の魅力をさまざまな角度から深掘りする、WOWOWオリジナルレギュラー番組だ。
番組スタートにあたって、ナビゲーターを務める野村周平にFINEPLAY編集部がインタビューを実施。野村周平が愛するストリートカルチャーとの出会いや番組ナビゲーター就任への意気込みについて話を聞いた。
HI-FIVEについて
―HI-FIVEナビゲーターに就任した今の気持ちを教えてください。野村周平(以下、野村):まさか僕のような俳優にオファーを頂けるとは思っていなかったので、ナビゲーター就任のお話を頂いて驚きました。昔からBMXやスケボーなどを通じてストリートカルチャーを身近に感じていたので、お話を頂いたことは素直に嬉しかったですね。
しかしやらせて頂くからには表面をなぞるだけになるような中途半端なものではなく、リアルなプレーヤーやカルチャーにも焦点を当てたカッコいい番組にしたいと思っていたので不安もありました。
番組制作の方々が「自由にやってください!」と背中を押してくれたおかげで、「じゃあ、好き勝手言いまっせ(笑)」ととても気持ちが楽になりました。慣れ親しんだBMXやスケートボード以外の、まだ触れたことのないアーバンスポーツとの出会いも楽しみでワクワクしています。
―昨日から始まった収録はいかがでしたか?野村:純粋に楽しかったですね。大好きなBMX、スケートボードをして、大好きなショップを回って言うことなしです。「辰巳屋文具店」、「arktz」はいつも行っているショップなのですが、「WORM TOKYO」は初めて行ったので新鮮でした。
昨日から2日間にわたって収録をして、すでに良い番組になる実感を掴んでいます。出演してくれている方々もリアルなプレイヤーばかり。番組制作陣のジャンルへのリスペクトと深掘りには感心しています。
ストリートカルチャーとの接点について
―ストリートカルチャーとの出会いについて教えてください。野村:ストリートカルチャーとの出会いは5歳の頃、スノーボードを始めたことがきっかけです。その後、アミューズのオーディションの賞金でBMXを買ったことをきっかけにBMXにのめり込んでいきました。
その頃住んでいた家の下に自転車屋さんがあったのですが、そこにBMXが飾ってあったんです。やっぱり乗るならママチャリよりもカッコいいBMXに乗りたいし、当時は憧れていましたね。アミューズのオーディションで賞金を獲得したら、絶対にあのBMXを買おうと思っていました。
BMXを買ってからは、ストリートを中心にスポットに行きました。ニューヨーク留学へもBMXを持っていき、現地でも色々な場所でライディングしましたね。特にニューヨークではなんでもアリで、ライダーやスケーターも多く刺激を受けました。
また、4年前くらいからスケートボードも始めています。BMXとスケートボードでは乗る/滑ることができるセクションが違うので、また振り出しに戻ったような気分で新鮮ですね。
それから、スノーボード、BMX、スケートボードに加えて夏はサーフィンもやっています。一年を通して春夏秋冬にあった「アーバンスポーツ」をやっている感じです。他にも、ファッションや音楽、グラフィティなどのカルチャーからも影響を受けています。
―野村さんにとってのストリートカルチャーの魅力とは?野村:「自由」であること、その一言に尽きますね。何者からも縛られずに、人それぞれが「自由」にタイミングを問わず楽しむことができる点がストリートカルチャーの魅力です。それから、それぞれのプレイヤーにそれぞれのプレイヤー専用のギアがあり、ファッションも含めてバリエーション豊かな個性が表現できる点も良いところですね。
もちろん今はオリンピック競技としての採用をはじめとする、スポーツ/カルチャーに関するさまざまな議論もありますが、「アーバンスポーツ」の多くがスポーツ化している最中だからこそ、そのような議論になるのではと思います。
例えば野球もスポーツですが、そのカルチャーはもっと長いものかもしれません。BMXやスケートボードもフィジカルを使うスポーツと呼ぶこともできるし、ライフスタイルやアートを含めたカルチャーと呼ぶことだってできる。
それぞれがそれぞれのやり方で楽しむことができればそれが一番良いことだと思いますね。
ナビゲーターとしての今後の活動について
―今後番組でやってみたいことはありますか?野村:やりたいことが2つあります。ひとつは番組を通じて「アーバンスポーツ」のリアルなカッコいい映像を作っていきたいということ。
よくあるドラマやテレビ番組でのわかりやすさ重視のカメラワークやカット割ではなく、せっかくストリート/アーバンスポーツに焦点をあててくれる良い番組なので、そういったところについても番組制作の方々と一緒にこだわって、リアルでカッコいい映像を作っていきたいですね。
そしてもうひとつは、堀米雄斗選手や中村輪夢選手のような世界で活躍するアスリートや、シーンやカルチャーを築き上げてきた先人などのリアルな人たちにあって話を聞き、リスペクトを持って番組を作っていきたいということです。「アーバンスポーツ」好きにも納得して見てもらえる内容の番組にしていきたいなと思っています。
―HI-FIVEナビゲーターとして、これから視聴者に対してどんなことを伝えていきたいですか?野村:楽しいことは大前提で、ぜひこの番組をきっかけに「アーバンスポーツ」にハマって欲しいですね。いろいろなジャンルのスポーツ/カルチャーがあるので、自分に合ったものを見つけて欲しいと思います。例えばスケートボードやBMXであれば、初めてオーリー、バニーホップができるとそれまで見えていた街中の景色が今までと全く違ったものに見えるんです。
スケートボードやBMXをコントロールして宙に浮いている時の喜びはもとより、今まで目に入ってこなかった街中の障害物のひとつひとつがセクションとして見えてきます。すると自分自身のギアをコントロールして、一層自由に街中をライディングできるようになります。
あくまで一例ではありますが、「アーバンスポーツ」は自身の体とギアとストリートの関係性を大きく覆してくれるような力を持っていると思うんです。この番組を通して、そんな「アーバンスポーツ」カルチャーの「自由」な魅力をもっと多くの人に味わって欲しいですね。
「HI-FIVE~URBAN SPORTS for LIFE~」は2月26日(金)22時30分からWOWOWプライムでスタート!
「HI-FIVE~URBAN SPORTS for LIFE~」は2月26日(金)22時30分からWOWOWプライムでスタート。「アーバンスポーツ」好きも、興味のある人も、ぜひ試聴してその魅力を感じよう。
「HI-FIVE~URBAN SPORTS for LIFE~」番組内容世界的に注目度が高まるアーバンスポーツの魅力を、さまざまな角度でお届け。WEBで展開する動画と連動し、選手の内面やカルチャーとしての奥深さを掘り下げていく。
BMXフリースタイルやスケートボード、パルクール、ブレイキン(ブレイクダンス)など、都市型スポーツと称されるアーバンスポーツ(URBAN SPORTS)。そのアーバンスポーツを2021年、WOWOWが放送する。
テニス、サッカー、ラグビー、ゴルフ、ボクシング、総合格闘技といった、世界最高峰のスポーツを放送しているWOWOW。今回、アーバンスポーツのWOWOWオリジナルレギュラー番組や、世界大会の中継、さらに特設ポータルサイトやYouTubeチャンネルでの動画配信と、さまざまな形でコンテンツをお届けする。
WOWOWが今回取り上げるのは、BMXフリースタイル(パーク/フラットランド)、スケートボード、パルクール、ブレイキン、インラインスケート、ボルダリングの6競技。さらなる競技の追加も今後行なっていく予定だ。BMXフリースタイル、スケートボード、ボルダリングは東京オリンピックの正式競技となり話題となったが、さらに2024年のパリオリンピックでは、ブレイキンが追加競技として採用された。
この番組の放送を機に、年を追うごとに注目度が高まるアーバンスポーツの魅力を感じてほしい。この番組は、アーバンスポーツ各競技の、スポーツとしての楽しみ方はもちろん、己を磨き世界大会に挑む選手や、ストリートで自分を表現しているプレーヤーたちのそれぞれの想い、ファッションや音楽へのこだわり、地域によって異なる背景、そして根底にあるカルチャーとしての歴史など、スポーツとしての魅力に加え、各競技の周辺にあるカルチャーも深掘りするオリジナルレギュラー番組として、YouTubeチャンネルで配信する動画コンテンツと連動しながら、毎月1回、レギュラー放送・配信する。
ナビゲーターとして、自身もBMX、スケートボードをプレーし、ストリートカルチャーに精通する野村周平が登場。ゲストとして登場する各競技のトップ選手や専門家とともに、さまざまな視点でアーバンスポーツの魅力をお届けしていく。
【放送日時】
2月26日(金) よる10:30スタート[WOWOWプライム] ※初回無料放送
WOWOWメンバーズオンデマンドで同時配信
(3月以降)毎月第3金曜日 よる10:30~[WOWOWプライム] 毎月1話レギュラー放送
WOWOWメンバーズオンデマンドで同時配信
記事提供=FINEPLAY