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「テネオ」のハードシェルジャケット

ウール素材を用いた一着は、フードが内蔵された襟や随所に施された綿テープなどが物語るように、フランス軍のフィールドジャケットをモチーフとしている。本人私物
推薦人
スタイリスト 荒木大輔さん(44歳)
2001年にスタイリストとして独立。メンズファッション誌のみならず、ミュージシャンや俳優のスタイリングも手掛けており、多方面で活躍。
昨年の秋冬にスタートした注目ブランドのものです。一見するとハードシェル的なルックスですが、スーツを思わせる上質なウール生地を採用。肌触りはもちろん、雰囲気が抜群なんです。
フラップボタンを閉めるときの感覚など、とても細かいところまで気持ち良く作られていて、マニアな服好きにはたまりませんね。
 

「マーモット × ヴァイナルアーカイブ」のゴアテックスジャケット

ストームフラップやエルボーパッチなど、オーセンティックなディテールを備える4Pジャケットが、東京ブランドの手で都会的なデザインに。各7万8000円/マーモット × ヴァイナルアーカイブ(エルエムエイチ 03-6427-5136)
推薦人
1980inc 代表 鈴木真悟さん(40歳)
ブランドPRを退職し、自らのブランド19SOを立ち上げる。趣味は長年のサーフィンのほか、ランニング、キックボクシングにも力を注ぐ。
シビアな悪天候でも使えるゴアテックス使用のため、機能的には申し分なし。それだけならば、単なるアウトドアブランドのもので事足ります。
けれど、大北幸平さんによる独自のセンスによって、単なるマウンテンパーカに見えないところがお気に入り。今までにないグッドルッキングなハイスペックアウターとして、シーンを問わず重宝しています。
 

「エンジニアド ガーメンツ」のワークジャケット

高密度に織られたツイル生地を採用したシャツジャケット。ボディ前後に複数の立体ポケットを装備したデザインと、うっすら見えるチェック柄に遊び心が宿る。4万9000円/エンジニアド ガーメンツ 03-6419-1798
推薦人
スタイリスト 武内雅英さん(43歳)
雑誌編集者を経て、2005年にスタイリストとして独立。ストイックなスーツスタイルからカジュアルまで、幅の広さは業界屈指との呼び声。
武骨でゆったりとしたシルエットが持ち味のワークジャケットでありながら、チェック柄がうっすら入っていて少しドレッシーな印象に。
そういった異テイストをバランス良く取り入れるセンスに毎シーズン驚かされる。足元は、ブーツよりもスニーカーで軽さを出すぐらいがいい。
 
清水写真事務所=写真 星 光彦、来田拓也=スタイリング 増山直樹、早渕智之、長谷川茂雄、森上 洋、いくら直幸、髙村将司、大西陽子、中田 潤、今野 塁、菊地 亮=文


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