“青田買い”するなら渋谷パルコで!
まだ12歳だが、ミラクルくんの実績はすでに大人顔負けだ。
プロサッカー選手の本田圭佑さんがアンバサダーを務めるスマホケースブランドとコラボしたり、ミュージシャンのオリジナルグッズにイラストが起用されたり、大企業の商品パッケージのデザインを任されたりなどなど、まさに引く手数多。そんな彼が次にコラボしたいのは……
「フォートナイトの絵を描きたい。このゲームが大好き過ぎて、僕、自分のiPhoneケースを勝手にデザインした。これがお父さんで、これが僕で、これが、えーっとね、2人のお姉ちゃん」。
バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」が得意だというミラクルくんは、プレーヤーとしてもトップレベルの実力を持つ。その腕が買われ、なんとeスポーツチームへの入団もすでに決まっているほどだ。
ゲーム好きが高じ、次に描きたいのは歴代の「ゲーム機シリーズ」。現在、復元が進む沖縄県のシンボル・首里城のキャラクターデザインにもいつか挑戦してみたいという。
好きなこともやりたいこともたくさんあるミラクルくん。今後はアメリカなど、海外での活動も視野に入れていて、実は寿司の絵などは世界進出を意識した戦略の一環でもあるそうだ(単純に「本人の大好物」という理由がほとんどだそうだが)。
やがてはウォーホルやヘリング、バスキアのような偉大なる近代アーティストと並び称される存在になるかも……と期待を込めながら、中学入学を控えた天才の未来を見守ろうではないか。
まずは渋谷パルコでその才能を体感し、気に入ったら作品を青田買いしちゃおう。
東京初上陸!
Miracle-kun POP UP & EXHIBITION
ぎぎまき=取材・文