OCEANS

SHARE

“青田買い”するなら渋谷パルコで!

会場ではミラクルくんの絵をプリントしたコートやパーカ、Tシャツなどが多数販売中。
まだ12歳だが、ミラクルくんの実績はすでに大人顔負けだ。
プロサッカー選手の本田圭佑さんがアンバサダーを務めるスマホケースブランドとコラボしたり、ミュージシャンのオリジナルグッズにイラストが起用されたり、大企業の商品パッケージのデザインを任されたりなどなど、まさに引く手数多。そんな彼が次にコラボしたいのは……
スマホケースには、ゲーム「フォートナイト」のキャラクターに扮したミラクルくん本人とお父さん、2人の姉の顔が描かれている。
「フォートナイトの絵を描きたい。このゲームが大好き過ぎて、僕、自分のiPhoneケースを勝手にデザインした。これがお父さんで、これが僕で、これが、えーっとね、2人のお姉ちゃん」。
バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」が得意だというミラクルくんは、プレーヤーとしてもトップレベルの実力を持つ。その腕が買われ、なんとeスポーツチームへの入団もすでに決まっているほどだ。
ゲーム好きが高じ、次に描きたいのは歴代の「ゲーム機シリーズ」。現在、復元が進む沖縄県のシンボル・首里城のキャラクターデザインにもいつか挑戦してみたいという。
寿司を描いたのにもいろんな理由があるようで。
好きなこともやりたいこともたくさんあるミラクルくん。今後はアメリカなど、海外での活動も視野に入れていて、実は寿司の絵などは世界進出を意識した戦略の一環でもあるそうだ(単純に「本人の大好物」という理由がほとんどだそうだが)。
「おお、これはソーキそばだ」と知ったかぶったオーシャンズ編集者に、すかさず「え? 沖縄そばだよ?」とツッコんだミラクルくん。いちばん好きなのは、お母さんが作る沖縄そばだそう。
やがてはウォーホルやヘリング、バスキアのような偉大なる近代アーティストと並び称される存在になるかも……と期待を込めながら、中学入学を控えた天才の未来を見守ろうではないか。
まずは渋谷パルコでその才能を体感し、気に入ったら作品を青田買いしちゃおう。
 

東京初上陸!
Miracle-kun POP UP & EXHIBITION

渋谷パルコの5階にて、3月21日(日)まで開催中。「動物シリーズ」「スポーツシリーズ」作品を中心に、「寿司シリーズ」「スニーカーシリーズ」や新作「沖縄シリーズ」などの作品をプリントしたアパレルや雑貨も販売。原画の一部も展示中。
ぎぎまき=取材・文


SHARE

次の記事を読み込んでいます。