OCEANS

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「トニータイズサン × オブレクト」

リアルな色落ちのストレッチデニムは、さながら古着店で見つけた調子のいいやつという風合い。高機能素材を使っていて、形崩れしにくいのもうれしい。1万5800円/トニータイズサン × オブレクト(タイズサン 03-6421-1425)
推薦人
オーシャンズ 編集長 江部寿貴(43歳)
少年時代、リーバイスとラルフで目覚めた服の嗜好はいまだ雑食。アヴァンギャルド系は苦手。似合う顔と体型に恵まれなかった。
リサイクル素材を使い、化学系ではない植物染料を使った「サステイナブル」をテーマにする次世代型ブランドのデニム。
デニムとは思えないほど笑っちゃうくらいはき心地がいい理由は、特別な織り方と生地にわずかにポリエステルを混紡したからだとか。環境にも、自分にも優しいから、デニムをはきたくないときにもはきたくなる。
詳細は省くがスリムフィットジーンズの歴史的名作をベースにデザイナーが「今」を考えてミリ単位で修正したパターンにも惚れた。
 

「ファセッタズム」

細身テーパードで一見シンプル。だが腰部分がねじれたデザインで、装いのアクセントに。ねじれているけど、はき心地はいい意味で普通。本人私物
推薦人
オーシャンズ デスク 笹岡裕太(32歳)
新卒入社から早9年、あっという間に32歳に。似たような服ばかり持っていて、いつも同じ洋服を着ていると思われがち。AB型。
いつからか(少なくとも5年)、デニムをはかなくなったのですが「一度はいてみたい!」と思ったのがファセッタズムのもの。腰の部分がねじれていてシルエットが想像できなかったというのがいちばんの理由で、 久しぶりにデニムを見てワクワクしました。
僕と同じく「普通なのに、普通すぎるのが嫌だ」というねじれた好みをお持ちであれば、わかってもらえるはず。
 
清水写真事務所=写真 星 光彦、来田拓也=スタイリング 増山直樹、早渕智之、長谷川茂雄、森上 洋、いくら直幸、髙村将司、大西陽子、中田 潤、今野 塁、菊地 亮=文


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