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【森田’s偏愛アイテム①】
チャンピオンのリバースウィーブ


「アメリカ村のメッカというショップで2年前ぐらいに買いました。タグを見る限りそこまで古くはないかもしれませんけど、とにかくめっちゃ着ています。『何着持ってねん』って思いますけど、結局古着屋に行ったら、リバースウィーブを見ちゃうんですよね。
放送作家の友人とよく古着屋へ行くんですけど、この前も一緒に中目黒のお店へ行ったらやっぱりリバースウィーブを見てしまった。『いやいや、持ってるでしょ!』って突っ込まれたけど、ちゃうんですよね〜(笑)。やっぱり、何十年も前に完成して、今もなお残りながらほかのブランドにも影響を与えている。やっぱり偉大だなと思いますよね。だから僕は新品でも買います。今やったら赤タグとかはかっこええな、って思いますね」。
 

【森田’s偏愛アイテム②】
ブランド不明のスウィングトップ


「去年、『ロンドンハーツ』のファッション格付け企画のようなもので僕が最下位になったのですが、これはそのときに着ていたやつ(笑)。放送翌日に仕事で静岡に行ったんです。それで静岡の古着屋に伺ったら、店員さんが俺を見るなり『昨日、見ましたよ』ってニヤニヤしてるんすよ。『ダサい人がウチの店に来た(笑)』みたいな。もう古着好きとして申し訳なくて(笑)。
でも、僕はスウィングトップが好きでそればっかり買っちゃう。かっこいいし、ラクなんですよね。これは、襟がなんとなく狭くて好き。バックプリントも好みやしワッペンの具合もちょうどいい。これをそのままベースにして、さらば青春の光のグッズも作りましたから」。
 

【森田’s偏愛アイテム③】
パウエルのスウェットパンツ


「17歳のときにバイトで貯めたお金をはたいて買ったのがパウエルのスウェットパンツです。当時で1万6000円もしましたから、高校生にしてみたらでっかい買い物だと思いますよ。とにかくはきにはきまくって、結局どこかへいってしまったんです。
でも、一昨年ぐらいに同級生が『お前が履いていたパウエルのスウェットパンツ、復刻されたぞ』って教えてくれたんです。ネットを探してさっそくポチりました。ポケットがなく実用性が低いから、担当のスタイリストさんに『これポケット付けられますか?』って相談したら、付けてくれたんです。そしたらもう使いやすいのなんの。ま、僕はスケーターではないんですけどね(笑)」。
活き活きとした表情でアメカジを語る森田さん。そのアメカジ愛は紛うことなく本物だ。
しかし、気になったのは、「『ロンドンハーツ』のファッション格付け企画で最下位になった」という点だ。もしや、アメカジはもう時代遅れなのか? それとも、森田さんの着こなしに問題が? 次回、徹底検証!
 
鈴木泰之=写真 菊地 亮=取材・文


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