OCEANS

SHARE

鈴木亮平が見据える次なる世界


40代が見えてきた最近、「夢」という言葉の意味が「目標」に変わってきたという。地に足がしっかりとついている俳優の鈴木らしい、リアリティに満ちた今後は……。
「ドラマや映画に役者ではない立ち位置から関わることに興味があります。今、世界が急激に変化している中で、役者の環境も変わってきているので。これまでは演技だけできればいい、むしろそうあるべきだと思われていたのですが、それだけではダメだと思っています。
今後は、演じることだけでなく、作品に携わっていかなければ、目標としている海外の作品に太刀打ちできないなと。なかなか難しいとは思います、でも人生を懸けたこの趣味は難しいからこそ楽しい(笑)」。
そう言うと鈴木はくしゃっと笑い、挨拶を済ませ、リモートインタビューで使っていたPCの画面から消えていった。
インタビューのあと、数年後に世界を舞台に活躍する鈴木の姿が容易に想像できた。もちろん、これは妄想なんかではないのだ。
鈴木亮平●1983年生まれ、兵庫県出身。4月スタートの新ドラマ、木曜劇場「レンアイ漫画家」(フジテレビ系、毎週木曜22時〜)で主人公・刈部清一郎役で出演。本作は、漫画一筋でレンアイが超苦手なレンアイ漫画家と、崖っぷちアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)の、恋に不器用なふたりが繰り広げる、笑えてほろっとくるハートフルラブコメディ。
山本雄生=写真 臼井 宗(THYMON)=スタイリング 勇見勝彦(THYMON)=ヘアメイク オオサワ系=文 


SHARE

次の記事を読み込んでいます。