OCEANS

SHARE

「ジョン スメドレー」

シルクのような光沢とカシミヤのような肌触りが特徴の「シーアイランドコットン」を発色良く染め上げた。ハイゲージニット界のプリンス的存在。気分がアガるパワフルな色合いのピンクニットポロ。2万6000円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)
推薦人
ネペンテス東京ショップマネージャー 山﨑 徹さん(39歳)
まんだらけを経て、2013年にネペンテス入社。趣味は映画鑑賞。好きなアーティストは『A LONG VACATION』でお馴染みの大瀧詠一。
約10年前に購入。きれいな発色のポロシャツを探していて手に取ったらジョン スメドレーでした。自分の持っている服の中でいちばん強いピンクですね。ただ、さすがに一枚で着る勇気がなく、ベストやジャケットの下に着ることが多いです。
最近は、zoom飲み会などの機会が増え、ここぞとばかりに着るのですが、気恥ずかしくて最終的に会が終わるまで上着を脱げないこともしばしば。洗濯機で洗っていますがまったく退色がなく、染色技術のレベルの高さに感動しました。
 

ノーブランド(企画制作 アロー57.)

当地の漁師をイメージして「シェットランド」と名付けられた5ゲージニットは、ボートネックのようなデザインとラグランショルダーがトレードマーク。カシミヤ100%の糸を使い、極上の着心地を追求。完全受注生産。3万9000円 [参考価格]/アロー57. 02info.arrow@gmail.com
推薦人
ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ ディレクター 渡辺真史さん(50歳)
10代からモデルとして活躍し、2003年にDLX CO.,LTDを設立。昨年には自らが手掛けるショップ、デイズをミヤシタパークにオープン。
友人の田中さんが、8年前から作り始めたカシミヤニットです。タグはおろかブランド名すらなく、購入手段は受注会によるオーダーのみ。太番手のカシミヤ糸ならではの温かみはもちろんですが、その原始的で素朴なブランディングも含めて感動を覚えるアイテムです。
オーダーから半年ほどで届くのですが、毎シーズンまさに天然の収穫物を手にしたときのような喜びがあります。自分でやれる範囲のことだけを真摯に取り組む。そうやって丁寧に作られた、生産者の顔が見える服には、今の時代だからこそ特別な価値があると思います。


4/4

次の記事を読み込んでいます。