OCEANS

SHARE

  1. トップ
  2. ファッション
  3. 疑ってごめんね。ローテク風なザ・ノース・フェイスの新スニーカーの秘密

2021.03.06

ファッション

疑ってごめんね。ローテク風なザ・ノース・フェイスの新スニーカーの秘密

このハイテク全盛期に、急になぜ……?
そうパッと見では驚いてしまうスニーカーがザ・ノース・フェイスから発売された。
もちろんカッコいいんだけど、ハイテク・シーンでも最先端にいるようなメーカーが急にどうした? と問わずにはいられなかったので、問うてきました。
「シャトル スリッポン ウォータープルーフ」1万4500円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)
これが「ちょっとローテクすぎない?」と(一部で)話題のニューシューズ、その名もシャトル ウォータープルーフ。スリッポンタイプでカッコいいんだけど……あのザ・ノース・フェイスでしょ? どうされました?
「安心してください、ハイテクですよ」と話すのは、ザ・ノース・フェイスのプレス担当、鰐渕 航さん。「はいてますよ」みたいなことをサラリと言うけど、一体どういうこと?
シンプルだけど多機能な新作。その実力はというと……。
「ワントーンでシンプルなタウンユース寄りの靴ですが、主なポイントは3つあります。①アッパー素材がコーデュラナイロンだから強度があって頑丈ということ。光沢感も出て雰囲気があります。②内側に独自の“TEKWPROOF”防水メンブレンを使っているので、雨の日も水を通しません。③アウトソールには“AMPHI-GRIPラバー”を使っているので、ウェットな路面でもグリップ力を発揮します」。
クラシックな見た目だけど、その中身にはしっかりザ・ノース・フェイスの技術が詰め込まれているのだ。まったく誰なんだ、ローテクだなどと決めつけたのは。けしからんっ。
シューレースタイプもある。「シャトル レース ウォータープルーフ」1万6000円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)
「実は、ザ・ノース・フェイスにはもともと『シャトルシリーズ』という、ビジネスシーンなどでよく使われているバッグのラインがあるんです。
その名前からもわかるとおり、このスニーカーはシャトルシリーズと合わせて使いやすいように、今回初めて作ってみたんです」。
新作「シャトル  ウォータープルーフ」は、シャトルシリーズのバッグに合わせて作られたスニーカーだったのだ。見よ、この統一感。
なるほど、そんないきさつがあったとは。こうして並べてみると、確かにしっくりハマる。
「靴のカラーはブラック、グレー、キャメル、そしてスリッポンタイプ、シューレースタイプとあります。ブラックならビジネスでも、ビジカジならグレーでもキャメルでもイケると思いますし、バッグと合わせて使ってほしいですね」。
クッション性に富んだインソールを使用。歩き心地も柔らかい。
さらに言うと、内側はポリジン加工で雑菌繁殖を防ぎ、消臭効果がある。防水加工ながら透湿性がないわけではなく、群れて不快になることも少ないという。春から続く雨シーズンにとても頼れそうだ。ちなみに、こう見えてクッション性も高いんだから隙がない。
大人気のシャトルシリーズから登場した初のスニーカー。その実力がよ〜くわかったところで、最後にひと言。
……ローテクだなんて疑ってすみませんでした!
 
[問い合わせ]
ゴールドウイン カスタマーサービス
0120-307-560


SHARE

次の記事を読み込んでいます。