フランスで創業し、100年以上の歴史を持つブランド「ジェイエムウエストン」。その中でも代表的なモデルである「ゴルフ #641」は、ラバーを取り入れたリッジウェイソールによるタフな履き心地と、ドレスでもカジュアルにも似合うルックスで定評がある。
そんなゴルフから新作がリリースされた。……おや? なんだか雰囲気が違うぞ。
白のシューレースに、厚めのソール……。この要素、まるでパンクスの足元じゃないか!
通常ボディと同色のシューレースを白に変えていたのは、1970〜80年代のパンクスたちのお馴染み。当然、いろいろな意味を持たせたアレンジなのだが、2021年の今は、それをデザインとして取り入れた。
そして、モデル名に“トリプルソール”とある厚めのそれもまた、往時のラバーソールを思い起こさせる。
こうした要素が由緒正しきウエストンのゴルフに取り込まれているのが面白い&90年代に青春を過ごして今は大人になったオーシャンズ世代には価値があるのだ。
こちら、実は ウエストンと同郷・フランスのブランド、ユニフォームとのコラボ作。
ユニフォームは2017年にフランスで誕生した、サステイナブルなものづくりを実践しながら、ワークウェアなどからインスパイアされた実用的なスタイルを提案する気鋭の存在だ。
今作はすべて受注生産で、3月1日(月)〜24日(水)にはジェイエムウエストン 青山店で、3月26日(金)〜31日(水)には阪急メンズ大阪店で受け付ける。手元に届くのは9月頃になる予定だ。
メンズシューズの定番ゴルフに、人と少しだけ違う目線を取り入れた本作。大人になった今だからできる“パンクなチョイス”、実践できる人、格好いいと思います。
[問い合わせ]ジェイエムウエストン 青山店03-6805-1691POW-DER=文