「ちょっとそこまで」のときに使うバッグ。はたしてそのバッグの見た目を気にする必要があるのだろうか?
もしレジ袋(も今や貴重だが)で十分だという人がいたら、ここから先は読まなくてOK。だが多少なりとも気になっていたという人には、しばしお付き合い願いたい。
考え方の基本はワンマイルウェアと同じだ。動きやすく、機能的で、ケアも簡単。でもそれだけでは“面白くない”と思うのである。
ディオールの「サドル」バッグは、そのサイズ感や使い勝手の良さ(中の荷物に本当にアクセスしやすい!)もまさにワンマイルバッグ向き。でもいちばんの魅力は、きちんと「ファッションとして楽しい」バッグであることなのだ。
まずその見た目で気分が上がるはず。カーフスキンに「ディオール オブリーク ギャラクシー」という柄のパンチング加工を施したラグジュアリーな新素材を使用。
ストラップに付くメタルの“CD”ロゴバックルもアクセントとして利いている。このバッグを持つだけで、普段着が格段にお洒落に見えてくるから不思議だ。
2/2