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象徴的なディテールは“温故知新”

尾崎さんは“温故知新”という言葉が好きで、しかも非常に大切な言葉でもあると話す。
そして、古いモノを見て新しいモノを作り出すことは、簡単なようで実は意外と難しいとも。

「ついついみんな古いモノを切り捨ててしまうんです。そうではなく、古いモノの良さを探って、それを現代に合うように作り変えることが重要。このエクステリアを見ると、それがよくわかります。
例えば、1905年から使い続けているフロントのライオンのマークも、ブランドのコンセプトやイメージを大切にしていることが感じられます。
それでいて、斬新で複雑なディテールのラインに見られるように、しっかりと最新のトレンドを取り入れていますね」。

さらに尾崎さんは個性的なフロントフェイス、リアに流れるシーケンシャルインジケーターのLEDリアコンビネーショングリルにもデザインセンスを感じると注目。

「斬新なフレームレスグリルのサイドに設けたLEDデイライトと、グリル横のギザギザには、自然と視線が集まりますよね。フロントのデイライトはライオンの牙、そしてLEDリアコンビネーショングリルの3本線は爪痕がモチーフ。
僕はデザインにはこういう意味=関連性が必要だと思います。ともするとこういうディテールは煩く感じがちですが、関連性を持たせていることでしっくりと仕上げているところが、まさにフレンチデザインの真骨頂と言えるでしょう」。
 

機能的なのに、クールでもあるコクピット

車との直感的な対話を大切にするプジョーは、プジョー3008を意のままに操る空間「PEUGEOT i-Cockpit」を実現。

「運転席に座ると、すっぽりと包まれる感じ。小径のステアリングホイールに手を添えると、自然と快適な運転姿勢になるのが良いですね。
それに、運転中の視線の中に自然に入るヘッドアップインストルメントパネルがとても見やすく、安全かつ楽しくドライブできそう」。

円弧の上下を切った小径ステアリングホイールは、操作がしやすいだけでなく、その上に配されたインストルメントパネルへの視界を妨げないための設計でもある。
「なるほど! だからこんなに自然にパネルが目に入ってくるんですね」と感動する尾崎さん。

さらにダッシュボード中央には、さまざまな情報にアクセスできるタッチスクリーンを搭載。
「デジタル技術の進化によって、最近の車ではこうした情報へのアクセス&収集が効率的になりましたけど……デジタル表記だけでは無機質な雰囲気になりがち。
こういうクロームメッキをスイッチに取り入れているところがお洒落ですよね。指先でのタッチも気持ちいいし、気の利き方がさすがプジョーだなって」。
プジョー3008の詳細はこちら
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