アメリカンライフスタイルを提案するセレクトショップ、フリークス ストア。そんな彼らが実は、服や雑貨だけでなく、“家”を作ってるって知ってた?
2017年に住宅ブランドのライフレーベルとコラボして手掛けた「フリークスハウス」がそれ。
家族や仲間、自然との“つながりを楽しむ家”をコンセプトにした
住宅は、アメリカのフラットハウスを彷彿させるデザインで、多くの話題を集めた。
そして今冬、再び両者が新たな家を作った。その名も「ゼロキューブ フリークス」である。
すごくカッコいいし、すごく四角い! 文字通りのキューブ型の住宅である。
ベースはライフレーベルで高い人気を誇る「ゼロキューブ」という住宅で、その特徴は踏襲しつつ、外壁にヴィンテージ感漂う木材を取り入れるなど、アメリカのローカルハウスのような雰囲気に仕上げた。
コンセプトは今回も“つながりを楽しむ家”だが、キューブ型になったことで、より使いやすい間取りになった。
例えばリビング。仕切りを極力廃した空間は家の中をシームレス化。常に家族の気配を感じられる場所になった。
キューブ型であることは実用面でのメリットも多い。家の中にデッドスペースが生まれにくく、スペースを最大限に使った空間演出が可能だ。また、フリークスハウスよりも土地面積が小さく済む分、コストも抑えられる。
リビングに併設されたキッチンはカウンタータイプで、料理中も自然に家族と会話できるのがうれしい。
1階と2階も吹き抜けになっているから、どこにいても家族の笑い声が聞こえる。きっと、自然とリビングに集まりたくなるはずだ。
ちなみに、オプションで家の隣に「+キャビン」という小屋も増築できる。
+キャビンは“離れ”のような存在。
3つのタイプがあり、例えば「ワークキャビン」という名のコチラは土間を採用しており、中と外の境界を曖昧に。
キャンプやサーフィン、バイクなど、趣味のギア類のメンテナンス部屋にももってこいだ。
こちらは「テラス キャビン」。カリフォルニアのアウトサイドリビングのような雰囲気で、家族の団欒の場としても活躍するに違いない。
「マルチキャビン」は、リビングからフローリングがつながっているのが魅力だ。このスペースまでリビングを拡張して広々と使うも良し、子供部屋やゲストルームとしても使うも良し。シンプルだからこそ、アイデア次第でさまざまな使い方ができそうだ。
家族や空間をつないでくれるキューブ型の家。ここでどんな暮らしができるのか、想像しただけで楽しくなってこない?
[問い合わせ先]ライフレーベル事務局https://freaks.lifelabel.jp/平山あい(ブラインドファスト)=文