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③「寝る子は育つ」ということわざは真実

©︎Artem Peretiatko/iStock
──睡眠時間はどれくらいとればいいでしょう?
深いノンレム睡眠時には成長ホルモンが分泌され、体の組織が生成されます。特に成長ホルモンの分泌量は午後10時~午前2時の間に最大になるため、できるだけこの時間帯に睡眠をとるのがおすすめです。
理想的な睡眠時間には個人差がありますが、私の場合は6時間がベストのようです。8時間くらい眠ると、翌日のトレーニング時に若干体の重さを感じます。
──モチベーションを持続させるコツは?
シンプルですが、もっとも効果があるのは自分を褒めること。毎日鏡を見て、どんな小さなことでもいいので、体の変化を見つけましょう。そしてはっきり声に出して、自分を褒めてあげてください。
トレーニングを毎日続けるのが苦手な人は、1日5分トレーニングもおすすめ。人間は毎日同じことを21日間続けると習慣になるといわれています。そのため、最初はハードルを下げて、短時間でこなせるメニューに取り組みます。
続けているうちにだんだん意欲が出てくるため、長続きしやすく、21日目を過ぎる頃にはトレーニングが習慣になっているはずです。
 
橋口さんによると、格好良く太ることに成功した人は、以前よりもいっそう健康に気を遣うようになり、内面もポジティブに変わっていくという。現在の痩せ体形に何かしら不満を抱いている人は、できるそうなことから少しずつ始めてみよう。
 
押条良太(押条事務所)=取材・文


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