議事録や資料を作るうえで欠かせないことといえば、ボイスレコーダーで録音した音声の文字起こしだ。
ビジネスパーソンならご存知の通り、これが意外と手間のかかる作業で、下手したら録音時間の倍以上もの時間を費やしてしまう。
そんな手間を請け負ってくれる便利グッズが登場した。録音した音声を自動でテキスト化してくれる「オートメモ」である。オートメモの機能はごくシンプル。録音ファイルをWi-Fi経由でクラウドへ転送すると、音声が自動でテキスト化される仕組みだ。
このテキストは、専用のアプリで確認することができるほか、あらかじめ設定したメールにも送信されるので、PCでの作業をスムーズに行える。
この画期的なレコーダーを手掛けるのは、AI通訳機「ポケトーク」で知られるソースネクスト。本製品には長年の研究で培った音声認識技術が搭載されており、性能の高さがウリだ。
使うときは、本体をできるだけ話者の近く(1m以内)に置く。はっきり話すことでテキストの精度が向上し、句読点や専門用語など細かい部分まで正確に変換してくれる。
ビデオ会議のスピーカーを通した音声などの場合は、やや精度が落ちるものの、大まかな内容を追うことはできるそうだ。
アプリ上では、音声データとテキストがシンクロしているため、会話の前後を目と耳で確認できることも大きな特徴。
さらには、音声の早送りとスロー再生に対応していたり、ブックマーク機能を備えるなど、痒いところに手が行き届いている。
なお、音声をテキスト化するには、3つのプランがある。
購入時は、デフォルトで「ベーシックプラン」になっており、毎月1時間までなら無料で使用可能。毎月30時間分の音声をテキスト化するなら「プレミアムプラン」(月額980円)、10時間分を購入するなら「10時間チャージ」(1回980円)がオススメ。利用頻度に合わせてセレクトするといいだろう。
テキスト化にかかる時間は、録音時間の約3分の1。オートメモを使えば、今までの面倒な作業を短縮でき、仕事の効率がぐんとアップするはずだ。
※オートメモのテキスト化の精度は話し方や環境により大きく変わります。録音時の状況により正確にテキスト化されない場合もあります。 [問い合わせ]ソースネクスト 0570-035-333https://automemo.com/