リモートワークの機会が増えて、移動が減って、自由時間と同時にうっかり体重も増えて……。そんな背景から、ランニングを再開したり、新しく走り始めたオーシャンズ世代が増えているという。
一方で、「密が避けられないマラソン大会は中止が相次ぎ、シリアス寄りのランナーにとってはヤル気の維持が難しかったはずです。
そんななか、ギアを新調することで走るモチベーションにつなげていた人は少なくありません。それはショップの店頭に立つスタッフの実感値としても聞こえてきます」と、オン・ジャパンの田中さん。
改めて周りを眺めてみると、ファッション業界をはじめとしたスタイリッシュなランナーの足元には、田中さんたちが扱っている「オン」のシューズが確かによく目立つ。
「ありがとうございます(笑)。手前味噌ではありますが、ランニングシューズとしての機能を十分備えながら、街履きだったり、職種によっては通勤もできるというデザイン面での汎用性の高さを評価いただいているようです。
特許技術の“クラウドテック”という独自のソール技術を搭載しているのですが、その履き心地が良すぎて普段から履いていたい、という声も多数いただいております。ほかのスポーツメーカーと比べると、ファッション同様スポーツウェアにもこだわる方に選んでいただいている傾向は感じていますね」。
ボリュームのあるダッドシューズ系のデザインとも一線を画し、色使いがスタイリッシュでロゴも控えめ。つまりランニングシューズなのに派手じゃない。でもそこがいい、と。
では、早速実際にオンのシューズを愛用しているランナーの声に耳を傾けてみよう。
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