2020年9月に届いた、ザ・ノース・フェイスとグッチがコラボするというニュース。
その後、なかなか続報は聞けなかったが、先日遂に、コレクションのビジュアルが公開された。
1966年の創業以来、優れた技術力でアウトドアフィールドでのあらゆる冒険を可能にしてきたザ・ノース・フェイス。その根底には“旅をすることが自己発見につながる”という信念がある。
今回のコラボは、グッチがその思いに賛同したことで実現。そして、グッチのクリエイティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレは、アルプス山脈を“旅先”に、本コレクションのキャンペーンビジュアルの撮影を行った。
さて、届いたビジュアルを手掛かりに、何よりも気になるアイテムを見ていこう。
まず目を引くのは、コラボのために作られたロゴである。
ザ・ノース・フェイスを象徴する3本のカーブラインの下に、“GUCCI”の文字と、グリーンとレッドのウェブ ストライプが配されたスペシャル仕様。それをシンプルに使ったTシャツは、間違いなく大争奪戦となるはずだ。
シンプル・イズ・ザ・ベストとはまさにこのことである。
そして、アウターは鮮やかな配色が特徴的。これは1970年代にザ・ノース・フェイスが使用していたカラーリングを参考にしたとか。シルエットも当時のデザインをベースにしているため、どこか懐かしさも感じる。
スペシャルロゴを全面に配したバックパックなんてどうだ。レトロシックでめちゃんこ格好いいじゃないか。
ちなみにバックパックには廃棄された漁網や古いカーペットを原料とするナイロン糸「エコニール」が使われているが、本コレクションのアイテムにはこうしたリサイクル素材を積極的に採用。これは、両ブランドが環境保全のための取り組みを続けてきたことによるものだ。
今回のコレクションは、足の先まで抜かりなし。
ユニセックス仕様のハイキングブーツは、シュータンとサイドにあしらったロゴが誇らしげ。上質な光沢を放つアッパーに、グリーンとレッドのウェブ ストライプのシューレースが良く映える。
ほかにも、ロゴを全面に配したテントや寝袋といったアウトドアギアも展開予定というから驚きだ。
これらは明日より、「グッチ 渋谷 ミヤシタパーク」と「心斎橋大丸 グッチ サテライトショップ」の期間限定ショップ、グッチピンで先行販売をスタート(完全予約制)。
加えて、グッチの公式オンラインショップでも事前に抽選受付を行い、当選者を対象に1月8日(金)から販売する。詳細はグッチの公式LINEアカウントやWebサイトをチェック。
待ちに待ったコレクションのデビューは、年始早々、破壊力抜群だ。
[問い合わせ]グッチ ジャパン クライアントサービス0120-99-2177POW-DER=文