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鏡で理想の自分をイメージする

──ダイエット期間中は毎日鏡で体をチェックしていたとか。
ダイエットの投稿を始めた頃は、自分の姿を鏡や動画で見るのが本当にツラくて、目を背けたくなりました。そんな気持ちをバネにして、食事制限と運動を続けていくうちに、顔つきも体もちょっとずつ変化してきて、だんだん鏡を見るのが楽しみになってきました。
「脇腹をもっと絞りたいな」「腕をもっと太くしたらバランスがいいな」といろいろなイメージが湧いてくるんです。モチベーションを持続するために毎日鏡を見ることはおすすめです。
巨漢の頃に着ていたシャツも今では、ブカブカに。©️BitStar
──ダイエット成功後はもはや別人。周囲の目も変わったのでは?
確かに、自分を見る周囲の目が変わっていくのもモチベーションになりました。以前から僕の体調を心配していた祖母も喜んでくれましたし、昔の友人たちにもビックリされます。その度に「もっとイイ体になってやろう」と思いました。
あと、オシャレが楽しくなりました。以前はサイズの問題で、着られる服自体が限られていたんですが、今ではいろいろなショップで服を買うことができます。体を鍛えれば、服も似合うようになりますから。
──目標を達成したときはどんな心境でしたか?
うれしかったですが、不思議と「何かを思い切り食べたい」という気持ちにはなりませんでした。体調はどんどん良くなるし、気持ちも明るくなるし、ダイエットや運動が楽しいと思えるようになっていたから。
それに、痩せてみると、以前のようなイヤな目に遭うことがなくなり、みんなの反応が優しくなった気さえするんです。以前は人目が気になって、人が多い場所には近づくのもイヤでしたが、今は気にならず、どこへでも出かけられるようになりました。
ただ、ひとつだけデメリットが……お尻の肉が減ったからか、長時間座っているとお尻の骨が痛くなるんです。脂肪は体を守るクッションでもあるんですね(笑)。あと、「リバウンドに対する不安はありますか?」と聞かれるんですが、まったくありません!  何をどれだけ食べて、どんな生活を送れば、現在の体重をキープできるかがわかっていますから。


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