主食はマンナンごはん、ご褒美はヒレステーキに
── 食事ではどんな工夫をしたんでしょうか?食事制限を始めて最初の2、3日は強烈な空腹感に襲われました。もう、
散歩しているゴールデンレトリバーを見て「美味しそう」と思うってしまうくらい(笑)。
ただ、続けるうちにだんだん空腹感が収まってきました。それに運動のペースができてからは、体を動かすために、3食きちんと食べるようにしていました。
何より僕のようなタイプは、無理矢理我慢し続けたら、いつか必ず爆発するとわかっていたので(笑)。よく食べていたのは、
ご飯代わりのマンナンごはん。
タンパク質は刺身や牛肉の赤身、鶏の胸肉、豆腐で摂っていました。
筋トレを頑張ったあとは、
ご褒美にヒレステーキなんかも。仕事のときは、お昼は弁当になるので、
揚げ物などが入っていないものを選んでいました。野菜は糖質が多いものもあるので、必要以上には食べませんでした。
──よくある「〇〇だけ食べるダイエット」には挑戦しましたか?刺身が好物なので、
サーモンダイエットをやっていました。朝昼晩、ずっとサーモンの刺身を食べ続けてみました。ただ、いくら好きでも、3日も経つとうんざりしてきて、一週間経つ頃には見るのもイヤになりました(笑)。結局、ストレスが溜まってしまったので、僕には合っていませんでしたね。
特別な器具や食品を用いることなく、食事制限と運動だけで真っ向勝負するルイボスさんのメソッドは、まさにダイエットのストロングスタイル。
次回はダイエットに欠かせないモチベーションを持続する秘訣を伺う。
「ダイエットのモチベアップ術」とは……一念発起してダイエットを始めたものの、「仕事が忙しくて時間がない」「なかなか成果が出ない」といった理由で諦めてしまった経験はないだろうか? 継続していくためには、正しい知識を蓄えてモチベーションを上手にコントロールしていくかが鍵。ここでは、ダイエットを“習慣”に変えていくためのヒントを探っていく。
上に戻る 押条良太(押条事務所)=取材・文