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2020.12.29

あそぶ

ダイエット用からロングランまで。「On」のランシューをタイプ別に履き比べ!

「勝手に履いて“RUN”キング」とは……
昨年2カ月で4回のフルマラソンに出場したという鉄人ランナー/フリージャーナリストの南井正弘さんに、ユーザー目線でスイスブランド、On(オン)の注目モデルの実力を検証してもらう本企画。
南井正弘●フリーライター。主にプロダクト担当としてスポーツブランドで10年間勤務後、ライターに転身。スポーツシューズ&アパレルやスニーカー分野への造詣が深く、ランニングギアマガジン及びポータルサイト「Runners Pulse」の編集長も務める。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。
第3弾は、Onのなかでもユニークなスペックを誇る3モデルをピックアップし、ランニングタイプ別にリコメンドしていく。
【第1弾】「On」の代表作“クラウド”を試走レビュー はコチラ
【第2弾】「On」の“クラウド”シリーズ3足を履き比べてみた はコチラ

1. 「Cloudstratus」=最高の安定性、重量級ランナー向き

「Cloudstratus」1万8480円/オン・ジャパン 050-3198-1181
「これは安定性がとても良いですね。その分、ほかのモデルに比べると少し重さがあって(それでも305g)、走り出しはクッショニングに硬さを感じるかもしれません。ただ、ペースを少し上げてノッてくると、どんどん心地良く快適になってくるようなイメージです。
ランニングシューズは軽ければ軽い方が良いと思いがちですが、軽すぎる靴って上級者じゃないと履きこなせなくて、実はビギナーには向かないんですよ」(南井さん ※以下すべて)。
シューズ1万8480円/オン・ジャパン 050-3198-1181
On史上初となる2層構造のCloudTecが作用し、程良いクッション性が生まれるのが、こちらのCloudstratus(クラウドストラトス)。足をしっかり固定してくれる構造なので、ウォーキングからジョギング(長距離)まで活躍してくれる。
この堅牢な作りは、体重の重さから来る足の負担も和らげてくれるので、ダイエット目的で有酸素運動を始めるヘビー級ランナーにピッタリだろう。
 

2. 「Cloudflyer」=安定性&推進力

「Cloudflyer」1万8480円/オン・ジャパン 050-3198-1181
「踏み込んだときの、前に進む推進力が強いですね。だからスピードに特化しているわけではないですが、案外速さも出ると思います。
クラウドパーツがほかのモデルよりも大きいので衝撃吸収力も抜群で、クッション性は最高レベル。そしてどちらかというと、幅広の足型でもリラックスして履けるシェイプです」。
シューズ1万8480円/オン・ジャパン 050-3198-1181
確かに、これは見るからにソールのボリュームがある。
大きなクラウドパーツ、高品質なシュータンに加え、ロードランに必要なすべてが詰まったクッショニング素材のHelionスーパーフォーム、足の運びを手助けするカスタムメイドのSpeedboard、3D成形ヒールおよび幅広設計のアウトソールと、快適性と安定性を実現するテクノロジーがふんだんに詰まっている。
1万8480円/オン・ジャパン 050-3198-1181
さらに、これだけ機能が盛り沢山ながら、逆に軽量性に優れているので、長距離のランも安心だ。


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