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エラワンの歩み

そんなエラワンの誕生は1968年。50年以上も前にマクロビの思想を取り入れたデリとして店を構えた。当初は同族経営だったが、2011年に現オーナーのトニーとジョセフィーが就任。
かつては惣菜をメインに販売していたが、健康食品を充実させるなどしてリニューアルに成功し、店舗数を拡大。今では本店を含めLA内でのみ6店舗を展開中だ。
窓が大きく開放的な店内。
約10年で続々と店舗数を伸ばすエラワン。なぜこれほどまでに人気なのか? そして、なぜLAのみに留まらせているのか。現オーナーとともに店の改革を行った、チーフディベロップメントオフィサーのユヴァルに話を聞くことができた。
キッチンは作業している様子が外からも見えるような設計。
「ウェルネスへの意識が高い人のために、ヘルシーで栄養豊富な食事や、良質な食材などを提供することが我々のミッションだと思っています。そのクオリティを保つため、私たちの目が届く範囲であるLA圏内だけで店舗を展開しています。
目指すのは、高級百貨店のような上質なスーパーマーケット。販売する食品やデリ、サービスはもちろん、内装やテラスまで、すべてにおいて“FUN-LIFE”を提供することを目指しているんです」。


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